芸術大学連携プロジェクト「Sky Over I」を見に
アートラボあいちに行って参りました。
芸術大学連携プロジェクト「Sky Over I」
会期|2015年8月7日(金)〜9月27日(日)
会場|アートラボあいち大津橋(開館日:金、土、日、祝)
アートラボあいち長者町(開館日:木、金、土)
開館時間|11:00〜19:00(金曜は20:00まで)
アートラボあいち Art Lab Aichi
アートラボあいち大津橋
名古屋市中区丸の内三丁目4-13 愛知県庁大津橋分室2階〜3階
Tel: (052) 961-6633
開館日:金、土、日、祝
開館時間:11:00〜19:00(金曜〜20:00)
アートラボあいち長者町
名古屋市中区錦二丁目7-20 旧玉屋ビル3階〜5階
開館日:木、金、土
開館時間:11:00〜19:00(金曜〜20:00)
「あいちトリエンナーレ2016」に先駆け、情報発信基地が再始動!
友人Bちゃんちで知り合ったキュートな女性・
Nちゃん情報で、先週、夜のお出かけ前に
アートラボあいちのイベント「Sky Over1」を見に行った。
愛知県内の芸術大学との連携で、若手アーティストの作品を展示。
先週は長者町に行ってみたのだけど、かなり楽しかった。
すっかり長居してしまい時間切れ。
会期中には絶対、大津橋会場にも行こうと思う。
両方とも週末しかやってないので注意!
特に気になったのが、5Fの宮本宗さんのクレーンと人が
合体した作品。思わず写真が撮りたくなる〜!
それから、4Fは色々面白かった。
水口さんの像は、角度によって色々なものに見える。
佐藤翠さんのclosetの絵は、イラストレーション的にも素敵。
思わず向かいの前橋瞳さん作品の鏡に映しこんで撮る。
それから写真はないけど、天竺の二人も面白い!
歴史的瞬間に必ず天竺の作品が登場しで、人々がひれ伏す?みたいな、バカバカしさにやられる。
何故か金杯(?)が並んでいて、下のバーでこれでカクテルが飲めるらしい。
アイデア勝負は小濱史雄さんの映像作品。
ふーん、飛行機が飛んでるのね、と最初は見ていたんだけど、あれ?よく見ると。。。驚きの仕掛けが!
って、仕掛け自体は単純なんだけど、それがうまいのだ。これは相当面白いと思った。
3Fの山口貴子さんの作品は、古い民家風の建物を生かしていて素敵だった。
3Fは受付にもなっていて、事務局の方の机の奥には、元は押入れだったらしき棚。
あーなんかいいなぁ、と思いながら、会場をあとにする。
先日の記事にも書きましたが、オットは不動産の一風変わったリノベーション物件などを
紹介するポータルサイトの運営に関わっているのだけど、アートラボ長者町を取材したいという。
そんなわけで、前出のNちゃんに連絡すると、県の施設なので、それなりに手続きが必要とのことで
バタバタと書類を作り(私が(笑))、翌日には取材OKとなり(Nちゃん、ありがとう!)、いそいそお出かけ。
そのNちゃん情報により、ハンバーグが美味しいという
Bachof's kitchen(バチョフズ キッチン)でランチ。
これがホント美味しかった!
名物の焦がしハンバーグは、周りがカリッとしていて
中がジュワーッとしてて、不思議な食感。
ソースもイイ感じで美味しい。
チキンが売り切れだったので、山形豚をチョイス。
ご飯がススムとのことだったけど、ホント進み過ぎ。
あまりに美味しかったのと、遅い時間だと
ケーキが200円で付けられるとのことで
しっかり頂いてしまいました。
ケーキ、見た目も可愛くて美味しい!
チーズケーキは程よく濃厚で、酸味も程ほど。
(あんまり酸っぱいのは苦手なのだ)
ガトーショコラの下に敷かれたタルト生地のナッツが
何ともよい食感で、これは美味しい。
正直、頼んだものの、200円だし
あんまり期待してなかったんだけど、食べてよかった!
それから長者町の撮影。
事務局の若い女性たちと取材を兼ねてイロイロおしゃべり。
最近来てる「オカざえもん」と「長者町くん」が同じ人のデザインだと知ったり
(「去年長者町にオカざえもん来てましたよね」と言ったら、「それは多分長者町くんです」と指摘されて赤面。
ちなみに同じ作者のキャラクターで「ラブち」という愛知のキャラクターもあり、かわゆし)
すっかり長居して、やっと大津橋へ。
トリエンナーレあいちのエデュケーターT女史に取材。
しかし気付けばオットそっちのけで私がしゃべり
T女史とすっかり意気投合。
大津橋は、愛知県庁の分室でずっと使われていなかった
重厚な建物を復活したので、ものすごく味がある
建物なのだけど、T女史曰く、今まで入れなかった建物なせいか
建築の専門の人らしく、作品見ないで、窓枠とか
不思議なところを見て行く人も多いとのこと。
大津橋会場の方が天井が高く広いので、同じ作家さんの
大きな作品がこちらには展示されていた。
天竺さんの作品は、ど派手でシュールな仏壇と言う感じだけど
バカバカしさでは長者町の方がよかったかも。
ほとんどの人は、長者町で見たものを多くした感じですぐにあの人のだ、
とわかるのだけど、山口貴子さんのは、岩塩の結晶をぶら下げてた長者町と違い
たくさんのグラスに文字が書いてあって、よく見るとそれは会話なのだ。
何かすごく深い。面白いなーと感じた。
長者町でクレーンと人のオブジェを作ってた宮本宗さんは
彫刻と建築を両方やっているので、それを活かした作品なんだそうだ。
こちらの作品は大きい。風見鶏を載せている人と同じポーズを取ってみる。
長者町では飛行機が飛んでいた小濱史雄さんのは、今度は宇宙飛行士。
コレも面白かったけど、写真撮り損ねたので、大津橋の画像の真ん中は
長者町の小濱史雄さんの作品。
そして長者町にはとってもかわいいクレイの猫が展示されていたのだけど
大津橋にはそのネコたちの繰り広げるとってもシュールなアニメーションが上映されていて、めっちゃ面白かった。
今回のこの展示について
「アートと商業イラストレーションだと、アートの方がストイックで色々厳しいイメージがあるかもしれないけど
実際、商業イラストって、クライアントの要望に答えるもので、自由に描ける範囲ってすごく狭いのです。
その点、アートってどこまでも自由で、ある意味馬鹿げたものも多くて。そこが私はたまらなく好きで。
現代美術って本当に面白いと思うんだけど、よくわからないって人が多いですよね、とT女史と話す。
わからなくていいんだと思うんだけどね!ただ楽しいって思えれば。」
とFBに書いたら、友人Bちゃんは、現代美術にはアンチだけど、クレイアニメは面白かった
とのことなので、アートアンチな方にもおすすめ。