2013.05.01 Wednesday ウメップ来た!
初台のオペラシティで梅佳代さんの個展をやっていたので見てきた。
ワクワク!期待を裏切らない展示だった。
もうあそこに並んでるだけで、フツーの写真でも
面白いような気がしてきてしまう。
ピントが合ってるとかボケがきれいとか、そんなんどーでもいい写真。
オットが目指してる世界に近いものを理解できた。そんな気がした。
んで、写真がどうというより、その展示の仕方にいろいろと感心した。
「魅せ方」について多くを学んだ気がする。
コレを先に見ていたら、展示は全然別のものになっていたかもしれない。
椿屋珈琲でランチ。 →公式サイト■
ここ、ラシックの中の店と同じだと思って入ったんだけど別の店だった!
関東近郊にしかないようだ。
ちなみに、ラシックのは宮越屋珈琲 →公式サイト■
大正ロマン風ですっごくいい雰囲気だし、食器コペンだし、めっちゃおいしかった!
特に奥の、ヤリイカと塩麹と海苔の風味が絶品!
生パスタを使ってるのでモチモチ感がたまらん。
これくらいブレてれば、個人情報的におっけーかな。
今日はワークショップの日らしく、有名装丁家のM氏と某大手版元のデザイン部の方と名刺交換。
有名装丁家M氏は、写真などで見ていたイメージと違い、すごく人柄がよさそうだった。
私のミニブックを見て「いいね!」と言って下さり、その後ワークショップに参加してる
別のイラストレーターさんと話してたら「知り合いなの?」と聞いてくださったり
なんか、いろんな人にちゃんと興味を持つ方なんだなーと感じた。ステキ。
そして夜は、五反田の駅中のパン屋さんで買ったサラダと成城石井で買ったお弁当。
帰りちょっと雨に降られちゃった。
GWはずっと、雨が降るかも?という予報らしい。
かも?でお金がもらえるなんていいよねーと話してたら、M女史もそう言ってた。
2013.05.02 Thursday 疲労感MAX。
今日は六本木でデザイン「あ」展を見てきた。一応平日な今日も激混み。
六本木で降りたら、東京での知人のK氏がちょうど同じドアから
列車に乗り込むところだった。すごい偶然!
相変わらず日本と思えない六本木。
「あ」を使って絵を描くワークショップ。オットは疲れていて、私が二枚描いちゃった。
二枚目はこんな感じ。(右)右はじで切れてるのはドアラ。
会場には素敵な作品がいっぱい展示されてて、私って本当にプロなの?とか思う。
(左)コレ単純だけどすごく面白かった。人気すぎてやんなかったけど。
(真ん中と右)真ん中にあるじょうごの絵をデッサンすると言うワークショップ。
自分の描いたのは撮るの忘れてしまった。
たぶんオットが途中まではとってくれてると思うけど(^^;
(右)すんごいでっかい人で、目を引いてた。
ここから先は、コーネリアスが音楽を担当したという、とってもかっこいい部屋。
最初は?と思ったんだけど、だんだんおお!!って感じに。
最近撮った中で、やった、ちょっとカッコよく撮れた、るん♪と思った写真。
日々真剣に写真と向き合っている人を間近で見てると、写真はこんな風に
ちょっとうまく撮れたなぁ、と思って喜ぶ程度が一番楽しいんだな、と思う。
よく誤解されるんですが、我が家の場合は、彼の夢がカメラマンだったわけではなくて
出会った頃から、私が彼の撮る写真にとても惹かれて、撮って撮ってとねだり
写真部に入ったり人に教わるうちにいつしかその道を真剣に目指すようになったのだ。
だから、彼をこの道に引きこんだのは私。
自分はと言えば、絵を描くことは至上の喜びだけれども、仕事をもらうことも、
仕事として描くことも
どちらも本当にしんどいことで、ましてや、絵以上に差別化の難しい写真という世界で、しかも、彼は男で
生活を支えて行かねばという思いも強くて・・・
本当にきつい世界に引き込んでしまったのだなぁ、という気持ちの強い今日この頃。
ところで、上とは全然別の話だけど・・・
子供がいると大変だと言う人もいれば、子供ができなくて悩む人もいる。
結婚して苦労する人もいれば、結婚できなくて悩む人もいる。
どんな選択肢を選んでも、そこには何か苦悩や悩みがつきものなのだ。
だから、人の悩みに、そんなのたいしたことない、と決めつけるのだけはよそうと
ある人を見ていて、強く思うのだった。
夕ご飯は撮り忘れましたが、とにかくご飯が食べたい!ということで、なぜか
ジョナサンに。おいしかったからよし。
2013.05.03 Friday 三年ぶりの上野の森。写真美術館。
ステーションギャラリー。
ネコを飼ったら、ムウと名付けてしまいそうです。
(ほげちゃんに出てくるネコの名前)
昨夜飲んだワイン。お気に入りのと同じシリーズだけど、コレはイマイチ。
何か不思議な味だった。古いのか?というような・・・w
朝はパンを買うだけでも結構な金額が行くので、いっそコーヒーショップに行っては
どうか?ということで、ひさびさタリーズ。こんなかわいい子に会えた。
今日はまず写真美術館へ。
時間の関係で副長はあきらめ、ジャコメッリと
ブルーメンフェルドのみを鑑賞。
いいところにジャコメッリがなかったので、ここで写真撮ったけど、もう断然ジャコメッリ、よかった!
ブルーメンフェルドも楽しかったけど、ジャコメッリは強烈過ぎた。
写真をまるでホラー映画を見るように、怖い怖い言いながら見たのは初めて。
グロテスクなモノは何も映ってないのに、禍々しい程の死の匂い。
それにしても、イタリアはどこを切り取っても絵になるし、どこを切り取っても、何と無く不気味なのだ。
結局タリーズのサンドイッチでは足りず(まぁ朝食だし)、恵比寿でランチ。
とはいえ、そんなおしゃれなものではなく・・・
ここで、彼と別れ、彼は展示会場へ、私は東京駅へ。
東京駅のギャラリーで木村荘八展を見た。
絵はもうホント素晴らしかった。
荘八さんの評価としては、永井荷風の代表作『濹東綺譚』(朝日新聞連載)などを
はじめとする挿絵や線画の方なんだけど、荘八さん本人は、油彩こそ自分の本業と
決めていて、晩年も毎日自室の窓から見える景色を描き続けていたという・・・
鍛錬だよなぁ。自分はコレと決めたモノが評価を受けないと、人は簡単にひよって
評価された方につい定めてしまいがちだけれど、イヤ自分はそうじゃないと
とにかく上達あるのみと努力し続けたのが素晴らしい。
それと、この人の家族が面白い。お父さんの初代荘平さんは、牛鍋屋チェーンの社長で
お妾さんが何人もいるのだけど、息子だけで13人いたそうで、みな荘の字がついて、
荘十二という人は映画監督だったり、作家も何人も出ているようだ。
息子たちの処遇には本妻も妾もなしで、仲がよかった様子が伝わってきて
きっと父は豪胆な人だったのだろうなぁと想像する。
長兄の二代目荘平さんというのも、作家の誰か(川端康成か?)に
「江戸ッ子を絵にかいたような人はほかに見たことがない」
と言われるほどだったそうで、宵越の金は持たない、人のいい遊び人だったそうだ。
粋だねぇ。
東京駅のギャラリーは、改装前には来たことがなかったので、初めて。
すごく素敵だと聞いていたけど、前と比べられなくて残念。
昔のステーションホテルには泊まったことがあるので、なんとなく想像。
上野の森親子フェスタの偕成社さんのブースにて、ほげちゃんにサインいただいた♡
見えにくいですが、ほげちゃんの頭の上にひよこを描いて下さった〜るん♪
でっかいほげちゃん、かわゆし。
この後ホテルに戻って、仕事しようとしたら、疲れていたらしく、寝てしまった・・・・
夜は大戸屋へ。
ニューメニューを試す(と言ってもひさびさだったけど)
私のはバジル風味のチキンサラダとかいうので、オットのはなんとツボダイ!
つくねとかいろいろ迷ったけど、やっぱツボダイにして正解〜
むっちゃくちゃおいしかった!私のチキンは大人気で、隣の人も後ろの人も食べてたw
そしてプリン!これ、おいしいーーーー!!190円は安いっ