ウルトラマン大博覧会 ROPPONGI天空大作戦

080114_ultra-man1.jpg六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで開催中のウルトラマン大博覧会に行ってきました。童心に帰って楽しめた一日でした。

ウルトラマンと言えば、ウルトラマンとセブンなんだなぁ。そしてあのセブンの♪セブン〜セブン〜セブン〜〜〜セブン・セブン・セブン、というのは、とっても名曲なんだということを改めて知り。個人的にはタロウの歌が好きだなぁ。♪ウルトラの父がいる ウルトラの母がいる そしてタロウがここにいる(?)

子どもの頃、セブンの頭の上のが飛ぶのに、異様な興奮を覚えたんですが、アレが飛んだ瞬間の画像や、アレを武器に戦ってる図のセブンのアタマの、何となく間の抜けた雰囲気に、興奮というより物悲しさを覚えたり。

スペシャルサイト http://www.ocn.ne.jp/anime/ultra/top.html

    

             


080114ultra_man01.jpg080114ultra_man02.jpg080114ultra_man03.jpg080114_ultra-man2.jpgいきなり入り口に撮影スポット。ここでまずファンのハートをわしづかみに。さすがに照れのあるワタクシ。シュワッチ!

そして入るとまずは怪獣との大撮影隊会。一番右はカネゴンさま。何気に口のファスナーに取手がついてたり。かわゆい。のちに金庫を抱えて逃げるカネゴンイラストを発見。さすがカネゴン、そう来なくっちゃ(?)これだけいっぱいいると圧巻。怖いというよりかわいく見えてくるから不思議。

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帽子とのコントラストでこの子をチョイス。
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何だか華やかだった一角。  

会場内には、ウルトラQ(今日までクイズ番組の名まえなのだと思ってました。ウルトラマンの前身だよ、とはるかに年下の連れに説明を受け、赤面。)からのウルトラシリーズに携わった人々の説明から、ウルトラシリーズ以外の円谷プロの特赦映画のVTR、ウルトラマンやセブンの顔の推移などが見られて、ファンじゃなくても興味しんしんで見られる内容でした。が、熱心に見すぎて途中から急速に疲れておりましたが。

おもしろかったのが、ウルトラマンの体に着用してるスーツとブーツやグローブとの継ぎ目は、銀色に着色したテープで巻いて目立たなくしていたのに、(でもそう言われて映像を改めて見ると、結構目立つのに、子どもはそんな事全然気にしないんでしょうね。)セブンはグローブがそのまま。赤なのでそんなに違和感がないと書かれてたけど、言われてみれば違和感ありまくりだよっ。何だかのどかな昭和を感じるエピソードでした。

最後の方は、コレクターズアイテムや、雑誌などに使用された怪獣絵師の原画、(絵師の南村喬之さんの没年が不明と書かれていて、なぜだ?この昭和の時代に??と連れとともにいろいろ推測と妄想を繰り返す。)なども見られ、もうすっかり気分はウルトラマンオタク。それにしても平成の世のウルトラマンは、何だか悪役っぽいぜ。

それにしても円谷英二氏の偉大さには敬礼したいくらいです。ウルトラマンは名実共に日本が世界に誇る特撮映画のヒーローだものね。昨年(2007年9月)にSF界の権威あるヒューゴー賞のトロフィに、われらがウルトラマンが選ばれたそうなのです。そのトロフィを見て、ちとうるっときてしまいました。ちなみに、トロフィはあの海洋堂が製作したそう!さすがの出来映え!

途中バルタン星人が通り過ぎました。なんと成人の日(1/14)限定だったのですねっ。(彼らが核による恐怖を地球人に警告をしていたなんて、初めて知りました。)

1月14日(祝)限定!"成人の日"キャンペーン開催!

「祝・星人の日?!」
バルタン星人が現れる!!!
地球・日本の成人の日をお祝いしに、「我こそ…!」と名乗りを上げた
バルタン星人がウルトラマン大博覧会会場に登場します!
(1)11:30 (2)13:30 (3)15:30

【祝・新成人 半額割引!!】
成人の日当日に限り、新成人の方は本展に半額にてご入館頂けます。
対象:1987年4月2日〜1988年4月1日生まれの方
特別料金:一般:1,300円→650円/ 学生:1,000円→500円
※生年月日を確認できる公的証明(免許証、学生証など)をご提示ください。
※割引券などの他割引サービスとの併用はできません

詳細はwww.m-78.jp をチェック

そういえば、今回すごく行く気になったのは、敬愛するみうらじゅん氏が資料を提供してるということも理由の一つだったんだけど、どこにあったんだろ?みうらじゅんのコレクション。→ダメじゃん。

http://www.roppongihills.com/jp/events/macg_ULTRAMAN.html
ウルトラマン大博覧会〜ROPPONGI天空大作戦〜
SFと特撮の原点がここにある
1966年に誕生した空想科学番組「ウルトラマン」。
シリーズ誕生40周年を迎えた2006年夏より全国各地で大好評を博した展覧会の
集大成がついに六本木ヒルズで開催!
世代や国境の壁を超えて、多くのファンを魅了し続けるウルトラマンシリーズ。
本展では、今、アニメを始めとした、世界を席巻する「ジャパニーズ・ポップ・
カルチャー」の原点・草創期のエネルギッシュな時流に乗って生み出されたこの
「空想科学番組」の魅力を様々な角度から読み解いていきます。
この偉大なるシリーズ作品の制作に関わった多くのクリエーター達の意気込みや
芸術性を感じて頂けることでしょう。なお、会場内では、オリジナル限定商品を
販売するとともに、出演者によるトークショーやウルトラヒーロー握手会など
様々な関連イベントを開催します。

【開催概要】
会 期:2007年12月6日(木)〜2008年1月20日(日)
時 間:10:00〜20:00 金土曜日および12/23(日)、1/13(日)は22:00閉館
  ※最終入館は、閉館の30分前
会 場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
料 金:一般 ?1,300、高校・大学生 ?1,000、4歳〜中学生 ?700
 ※展望台とのセット/一般 ?2,200、高校・大学生 ?1,500、4歳〜中学生 ?1,000

■展示内容
◇ポイント1
撮影で使用された衣装、小道具
「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」を中心に、実際の撮影で
使用された衣装、小道具やキャラクターデザイン原画、造形設計図など、これまで
まとまって紹介されることのなかった膨大な数の制作資料を公開。制作者たちの
迸る情熱が随所に感じられます。
◇ポイント2
「元祖オタク」が手がけた考案原画
「元祖オタク」大伴昌司氏が手掛けた怪獣解剖図や基地断面図などの考案原画を、
「怪獣絵師」と称される画家が豪快なタッチで忠実に描き起こした貴重な
原画作品群や当時の印刷物と併せて展示します。
◇ポイント3
秘蔵映像や1/150ジオラマ
放送開始当時の熱気が伝わるバラエティに富んだ玩具を始めとする様々な
関連グッズや、放送当時のTVCM集などの秘蔵映像、またウルトラセブンの美術を
担当した池谷仙克氏が本展のためにオリジナル製作した1/150スケール
「ウルトラ警備隊秘密基地」ジオラマも公開します。


主 催:ウルトラマン大博覧会実行委員会/森アーツセンター
特別協賛:バンダイナムコグループ/エプソン販売/京楽産業. /
デジタル ウルトラ プロジェクト
協 賛:スカイパーフェクTV/泰星コイン/ナガトヤ/アンドウ/
元町ファクトリー/大洋印刷
web協力:OCN
後 援:ぴあ/ティー・ワイ・オー
協 力:朝日新聞社/講談社/小学館/東宝/東北新社/光写真印刷
資料提供:青森県立美術館/池谷事務所/大橋博之/コダイ/四至本アイ/
実相寺知佐子/堤哲哉/円谷英二プロジェクト/ドリーム・プラネット・ジャパン/
西村祐次(M1号)/日本創造企画/根本圭助(エヌエーシー)/原口智生/
間宮尚彦/みうらじゅん/森次晃嗣
特別協力:円谷プロダクション/NHKエンタープライズ


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六本木や麻布なんて場所は、わたしが東京に住みはじめた頃は電車で簡単には行けなかった。歌でイメージするのも田舎臭いが、『六本木心中』『雨の西麻布』なのである。大人の遊び場で、わたしには無縁の場所だと思っていた。

2000年のTM南北線と都営大江戸線の開通に従い、六本木駅と六本木一町目駅ができ、2003年に六本木ヒルズが開業して、グッと身近な場所になった。だから六本木に初めて行ったのは2003年で、麻布に至っては2006年という遅さ。自信を持ってお上りさんを名乗れよう。都民のくせにお上りさんっぽい写真を撮ってみよう、というわけでこんな写真。夜になるとこの蜘蛛の向こうには東京タワーが見えて素敵なんだよ。

夕ご飯はちょっとレトロなこの店でオムライス(連れが食べたもの)。三連休体調を崩していて、ようやくちょっと復活したわたしはお店の名物だと言うロールキャベツを食べた。ロールキャベツとホワイトソースって合うのね。新しい発見でした。


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