【映画】『海の上のピアニスト』


今回の3本は、コメディと、コメディタッチのサスペンスと笑えるものが続いたので、最後にヒューマンドラマを。
これは感動作ですね。

主人公が、ひらりと帽子を海に投げるシーンが、なんとも印象的です。

登場人物が、みんないいのです。主人公も、友達のトランペッターも、楽器屋のおやじも、主人公の父も・・・・

友達が、主人公を探して必死になる姿
そして
「人は、物語をかたって、それを聞いてくれる人がいるなら、悪くない人生だ」
と言う(ような意味の)言葉・・・


映画を見て、いろんな風に感じる人がいるだろうし、どう感じるかは人それぞれだけれど、この主人公は幸せだし、きっと満足だったんだと思う。
少し前の自分だったら、もう少し感傷的な想いで、このラストを受け入れたんだろうなと言う気がする。

この映画を見て、少し前に、ただ受け身で見ていればいいテレビと違って、ネットは、常に選択を迫られているので、(次をクリックしなければ、先を見ることはできないので、そこに「クリックする」「しない」という選択肢が生まれる)非常に疲れるらしい、という記事を読んだのを思い出した。


自由に選択できるということは、実はとってもしんどいことなのかもしれない。





内容紹介

世紀の変わり目を告げる年。大西洋上の豪華客船で生まれた命は
”ナインティーン・ハンドレッド=1900”と名付けられた。
成長した彼は、やがてピアノの才能を発揮し、即興で奏でる
素晴らしい音色はあらゆる人を感動の渦に巻き込んでいく。
だが船の中で様々な人と出会ううちに、彼はある決意を固める・・・・。


内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ジュゼッペ・トルナトーレ監督による人間ドラマ。大西洋上の
客船に捨てられていた赤ん坊は、生まれた年にちなんで1900と
名付けられ、黒人機関士に育てられる。成長した1900は非凡な
ピアノの才能を発揮するようになり…。“グレイテストヒッツ”。


内容(「Oricon」データベースより)
「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が
贈る感動作。1900年大西洋上の豪華客船に捨てられて、一度も
下船することなく育った天才ピアニストの数奇な半生を描く。



形式: Color, Dolby, Dubbed, Subtitled, Widescreen
リージョンコード: リージョン2
画面サイズ: 2.35:1
ディスク枚数: 1
販売元: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
DVD発売日: 2008/06/20
時間: 125 分
おすすめ度: ★★★★☆ 4.7 (3件のカスタマーレビュー)






海の上のピアニスト(The Legend of 1900)
伊 La leggenda del pianista sull'oceano
1998年・イタリア


監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
製作総指揮 ローラ・ファットーリ
脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ


出演者 ティム・ロス
プルイット・テイラー・ヴィンス


音楽 エンニオ・モリコーネ
撮影 ラホス・コルタイ
編集 マッシモ・クアリア


配給 メドゥーサ・フィルム
アスミック・エース/日本ビクター
公開 1998年10月28日(伊)
     1999年12月18日(日)
上映時間  160分(伊)
      125分(日)
製作国 イタリア
言語 英語
製作費 $9,000,000
興行収入 $259,127


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