【ライブ】吉井和哉 Dragon Head Miracle Tour 2008 at Zepp Tokyo

080227_1735685.jpg2/25(月)に、Zepp Tokyoの吉井ライブに参戦しました。 (*)

Zeppといえばライブハウスとしては大きいけれど、やっぱり箱としては小さく、正攻法(e-plus)では取れず、友達が裏取引(ヤフオク)で落札してくれて(感謝!)無事参戦する事が出来ました。(チケットはプレミア付きとなっておりました)

ヒーセのブログのオヤジモンキーズ
http://www.heesey.com/blog.php?mode=view&year=2008&month=2&day=27
なあ、でも次回は『ビューティフル』やってくれよぉ、
好きなんだよぉ。(←ファン?…)
ヒーセ!わたしも『BEAUTIFUL』好きなんだよぉ!ホントやってくれよぉ、吉井!そんなわけで、わたしが吉井ソロで一番好きな『BEAUTIFUL』はなかったですが、最っ高!!のライブでした!(この先超長文注意!)





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先週必死に風邪を治したかったのは、 土曜日に仕事関係のプレゼンがあったのと、このライブのため。 雑炊と生姜湯、体に毛布を巻き付けて体の内と外から暖めたせいか 、土曜日もすっかり元気だったわたし。(若干鼻声でしたが)

プレゼンもいい感じに終了し、日曜はロートレックを見たりもして、忙しいと言いつつ休む日は休み(絵画鑑賞は勉強でもあるしね)、 昨日は月曜なので昼間は仕事をして、夕方からお台場へ。

一階スタンディング、1450番台と言うかわいらしい番号だったけど 、意外にも後ろの方が結構埋まっていて、 信じられないほど前の方につく事が出来、また 周りの人たちもそれ以上前へ行こうとしないので押される事もなく、ほぼ親指大くらいに見える(基準は適当に(笑))吉井さんの表情まで 、バッチリ楽しめる素晴らしいライブとなりました。

2006年末のフェスでは、2列目まで行ったので、手のひら大の吉井さんだったけど、体中痛くなりました。 10月の武道館でもかなり大きく見えて感動したけど小指大?
顔の表情まではよくわからなかったのです〜。

一緒に行った友達と跳んで跳ねて腕を振り上げて、歌って叫んでほろりと来て笑って・・・・ 自分でも驚くほど元気だった私。(帰りの臨海線では爆睡してましたが)

開演前、100番台くらいのチケットを
「オークションだと¥3万くらいしてた」
と友達が言うので
「そんなんだったら無理してここに来ないで武道館に行けばいいよね」
と言っていた私でしたが、ライブ終了後は
「もう武道館なんか行きたくない〜」
とだだをこねていました。相変わらずお子チャマな私です。

「41歳になる中年ロッカーと、これから一緒にいいこと(未来?)を始めて行きましょう!」 という吉井さん。
「マンチー」と言う曲は、みんなで「始まった!」という間の手を入れるんですが、「これをやると、きっといい事が始まりますよ」
と吉井さん。もうこれ以上いい事なんかなくていい!ってくらい充実した気分の私でしたが、でももっといい事ありそうな気がしてきました。

そんな素敵なライブでした。吉井さんありがとう!

    
      *      *      *      *      *

ここからネタばれになりますが、もうこのツアーって終わったんだっけ?最後の方に東京2daysのセットリストも載っけてます。

今回うれしかったのは、まぁ毎回書いてることだけど、ファンとしては、吉井さんがいかにイエローモンキーの解散を乗り越えて行けるか、その点が気になる訳で。
前回のツアーでもだいぶ吹っ切れた感があって、イエローモンキーの曲も、自然にやってるように感じられましたが、今回はもっともっと自然な感じで、最初の方にバーンと二曲もやってくれて、なんかこう消し去りたい過去でも超えなきゃいけない過去でもなく、ただそこにある過去。あるがままの自分の過去を受け止めて、自然に歌ってるような、そんな感じがしました。

アンコールの『見てないようで見てる』はうれしかったなぁ。こういう曲って米米クラブ風に言えば『うんこ歌』とか呼ばれるのかな。ギャグタッチの吉井さんにしか歌えない歌で、ライブのノリは最高。

あと個人的に『WEEKENDER』の♪遠回りしても良かったと言える 大人になりたいと言う歌詞が大好きで、ホント何度聞いても胸が熱くなります。

派手な吉井さんは、苦労も挫折もなくスターになったと思われがちだけど、普通のロック少年が自ら楽器を持ったのと違って、友達に誘われて、何となく始めたバンドで、彼は最初地味なベーシストだったのに、必要にかられてボーカリスト、そしてフロントマンになり(今思えば彼がサイドにいたのなんて信じられないけど)、作詞作曲まで手がける事になる訳で。そしてブレイクしたのは30で、決して早い方じゃありません。人から求められるまま、それに応えるうちに、自らの才能を開花させて行ったんだからすごいですけれど。もしかしたら彼にはまだまだ何か出来る事があるのかも。

わたしも遅咲きだけれど、それで良かったと言える人生を送りたいのです。

2006年秋に出た3枚目のアルバム『39108』が大好きで、本当によく聴いたせいか、ほとんどの歌詞がそらで歌えたのにびっくり。『WEEKENDER』もそうだし、『人それぞれのマイウェイ』の
♪かわいい女の店員が「オーライオーライ」と言った 
 本当に俺はオーライか?
『I WANT YOU I NEED YOU』も大好きで
♪寒い朝にこっそり おにぎり握るように愛してくれない?
という意味がわかるような分からないようなところも張り切って歌ってました。

今回はアルバムツアーじゃないせいか前作の『39108』からも、最新アルバムと同じくらいたくさん選曲してくれてうれしかった。ただやっぱり大好きな『BEAUTIFUL』は今回もなかったなぁ。『トブヨウニ』なんかもいい曲なのになぁ。いつも『CALL ME』ばっか。↑ライブ未経験なのだっ

と言いつつ『CALL ME』ではまたまたほろりと泣いてしまった私。やっぱ名曲なんだよね。世界観が壮大だからね。きっとこのまま吉井和哉を代表する曲になるんだろうな。

25日の吉井さんの出で立ちは、最初はジャケットにサングラスで登場。その後白いシャツにパンツで「ロックスター」な感じ。アンコールは黒いシャツに紫のシルクっぽいシャツを羽織っていて、♪パープルスカアァ〜って歌ってほしい衝動に駆られたりもしました。

金髪ではなくハデハデではなかったけれど、(美輪サマに叱られないかしら)ロックスターのオーラギンギンにだしてる吉井さんでした☆   

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080225zepp2.jpgパレットタウン名物の観覧車。会場はこの下に。真下から撮った図。

セットリスト(2/25)

Do the Flipping
Biri
サイキックNo.9 (8/YM)
HOLD ME TIGHT (39108/吉井)
ルーザー
Tactics (FOUR SEASONS/YM)
CALL ME (WHITE ROOM/YL)
HATE (トブヨウニ/YL)
人それぞれのマイウェイ (39108/吉井)
黄金バット (39108/吉井)
ALL BY LOVE (39108/吉井)
I WANT YOU I NEED YOU (39108/吉井)
PAIN
PHOENIX (WHITE ROOM/YL)
マンチー
WEEKENDER (39108/吉井)
シュレッダー

-encore-
TALI (at the BLACK HOLE/YL)
Black Cock's Horse (at the BLACK HOLE/YL)
見てないようで見ている (SICKS/YM)
Shine and Eternity


セットリスト(2/26)

Do the Flipping
Biri
サイキックNo.9 (8/YM)
HOLD ME TIGHT (39108/吉井)
ルーザー
I Love You Baby (FOUR SEASONS/YM)
BROWN UP CHILDREN (トブヨウニ/YL)
人それぞれのマイウェイ (39108/吉井)
黄金バッド (39108/吉井)
ALL BY LOVE (39108/吉井)
I WANT YOU I NEED YOU (39108/吉井)
Pain
FOR ME NOW (WHITE ROOM/YL)
マンチー
WEEKENDER (39108/吉井)
シュレッダー

-encore-
TALI (at the BLACK HOLE/YL)
CALL ME (WHITE ROOM/YL)
見てないようで見てる (SICKS/YM)
Shine and Eternity
バッカ

25日と26日の違い
『ルーザー』と『人それぞれのマイウェイ』 の間に
25日『TACTICS』『CALL ME』『HATE』
26日『I Love You Baby』『BROWN UP CHILDREN』
  『CALL ME』はアンコールへ。

本編最後から4曲目
25日『PHOENIX』
26日『FOR ME NOW』

アンコール
25日『Black Cock's Horse』
26日『バッカ』(順番は違う)

おもしろいのは、選曲を近いところから選んでいる事。

『Tactics』と『I Love You Baby』は『FOUR SEASONS』で前後。(『I Love You Baby』が先)

『HATE』と『BROWN UP CHILDREN』は『トブヨウニ』のカップリング。

『PHOENIX』と『FOR ME NOW』は『WHITE ROOM』の中の曲。
(吉井さんはこのアルバムがあまり好きではないらしく、『CALL ME』以外はあまり歌わないんだよね。フェスでカウントダウンのときに『FINAL COUNTDOWN』歌ったくらいかな。)


2008.02.27 Wednesday 9:12


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