トリモノ帖

鳥に関するあらゆるコト。あらゆるモノ。

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鳥キャラ図鑑・その10『火の鳥』

070826hinotori2.jpg100年に一度、火の中に我が身を投じて
よみがえる「不死鳥」である火の鳥。
手塚治虫の同名漫画の主人公。

その生き血を飲むと火の鳥と同じ永遠の命を
得られる事から、火の鳥をめぐって、
様々な人間模様が古代から未来へと渡り、
壮大なスケールで描かれます。

生まれ変わってすぐの火の鳥は、小鳥なので
とってもかわいい。
    
070826hinotori.jpg子供の頃、近所の3姉妹の家には
たくさんのマンガ本があって
その中でも特に好きで
むさぼるようにして読んだのが
この「火の鳥」。

「火の鳥」には、「永遠の命」を
求めるゆえに命を落とす
人間の愚かしさが
様々な場面に描かれていて
子供心に衝撃を受けたなぁ。

ワタシが繰り返し読んだのは
朝日ソノラマ版。
物語によっては、何度も大幅に書き直されているらしく、角川版や講談社版とは
設定や内容にかなり違いがあるとか。

◇ワタシの記憶による雑感◇
・「望郷編」自分の息子との間に次々と子供を産んで、子孫が繁栄し、
小さな星の女王となり地球に帰ろうとするが・・・お話のラストが切ない。
・「黎明編」と「未来編」の繋がりには感動した。
・全編を通じて不幸な猿田彦が唯一シアワセなんではと思える「黎明編」の
ウズメの言葉「女は子を生んで復習する」が忘れられない。
・「未来編」では悲惨な現実を忘れるためのムーピーゲームが怖いと思ったし
今のゲームに現実逃避を求める現象を示唆しているとも言える。地球生命体を
復活させようとする途中で、ナメクジが繁栄するのがきもかった。
・「宇宙編」ここで猿田彦の秘密が明らかになるのが衝撃的。あの黒い
グロテスクな植物が恐くて忘れられない。
・「復活編」ロボットしか人間に見えない男の子が、女の子ロボットと
一体化する話は、ものすごく皮肉だけど、火の鳥全編を通して見ると、
ちょっとだけホッとするラストなのか?と思う。
・名作と名高いらしい「鳳凰編」だけど、腕を切り落とすところなど
怖い部分しか覚えていない(子供だったからなぁ)

また読み返して、いろいろ書き加えて行きたいと思う。

◇火の鳥
 人智を超えた存在であり、時空を超えて羽ばたく超生命体。
 100年に一度自らを火で焼いて再生(幼くなる)する事で永遠に生き続ける。
 人の言葉を理解し、未来を見通す。
 生血を飲めば、永遠の命を得る事ができると言われている。
 鳳凰・火焔鳥・フェニックス(不死鳥)などとも呼ばれる。
 モデルは実在のキヌバネドリ目キヌバネドリ科の鳥ケツァール

◇ケツァール
 学名:Pharomachrus mocinno
 英名:Resplendent Quetzal、和名:カザリキヌバネドリ
 キヌバネドリ目(Trogoniformes)キヌバネドリ科(Trogonidae)の鳥。
 鳥の中でいちばん華麗な鳥と言われている。
 絶滅危惧種。
 メキシコ南部からパナマ西部にかけて分布。
 標高1500m以上の深い森林に単独かつがいで棲むため、幻の鳥とされる。
 全長約37cm。(雄の飾羽を含む全長は1mに達する)

 食物は昆虫類と果実。
 雛時代にはトカゲや昆虫を食べるが、成長すると木の実しか食べなくなる。
 巣はキツツキが空けた樹洞を利用。
 1腹2個の卵を産み、抱卵期間は約18日、雌雄で抱卵。

 古代マヤやアステカ・インディアンの間では「大気の神」として崇拝される。
 グアテマラの国鳥で、国旗、切手、貨幣の単位、コインの柄に使われる。
 自由を奪われると死ぬという伝説のために自由の象徴とされる。

ケツァール画像はこちらに(カワイイ!)

『水曜どうでしょう(TV番組)』で、コスタリカまで行ってケツァールの写真を
撮影する、という企画があったそうで、ぜひ見てみたいものである。

2007/08/26 Sun
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