イギリスの国鳥・ヨーロッパコマドリ(世界の国鳥・6)
ロンドン・タイムズが1960年代初めに行った
人気投票でも一位を獲得し、イギリスでは特に
馴染み深い野鳥の一つであるヨーロッパコマドリ。
国家によって正式に制定されてはいませんが
一般に国鳥とされているそうです。
ヨーロッパでは一般的な鳴禽類(スズメ亜目
(Passeri))で、よく囀ります。
体長は12.5〜14cmと小さく、日本のコマドリと
違い、雌雄同色で、顔から胸が赤いのが特徴。
(画像3枚目は幼鳥)
ヨーロッパコマドリ(ロビン)
学名:Erithacus rubecula
英名:European Robin, Robin
スズメ目ヒタキ科コマドリ属
ほとんどは留鳥ですが、寒冷地
(スカンジナビア半島)の鳥は
南ヨーロッパに、またブリテン島の
メスのみスペインなどに渡りを
するそうです。日本には飼鳥として
輸入されています。
イギリスでは人家近くの林に住んで
警戒心せず人に近付いてくるので
人々に愛されているそうです。
土を掘る人がいると、餌を探すために
近付いてきたり、人が休んでいる時
地面に立てられたシャベルの取っ手に
止まったりするそうで。
コレを読んで、ピーターラビットの
挿絵モチーフを思い出しました。
←まさしくそうじゃありません?
イギリス以外の大陸ヨーロッパでは
森の中に住んで注意深いとされているそうで
ナニが違うんでしょうか。不思議ですねぇ。
2009/03/01 Sun
ワタシのマンガブログ。ひよこカップルが大活躍☆
https://ameblo.jp/hiyoko-dagane/
人気投票でも一位を獲得し、イギリスでは特に
馴染み深い野鳥の一つであるヨーロッパコマドリ。
国家によって正式に制定されてはいませんが
一般に国鳥とされているそうです。
ヨーロッパでは一般的な鳴禽類(スズメ亜目
(Passeri))で、よく囀ります。
体長は12.5〜14cmと小さく、日本のコマドリと
違い、雌雄同色で、顔から胸が赤いのが特徴。
(画像3枚目は幼鳥)
ヨーロッパコマドリ(ロビン)
学名:Erithacus rubecula
英名:European Robin, Robin
スズメ目ヒタキ科コマドリ属
ほとんどは留鳥ですが、寒冷地
(スカンジナビア半島)の鳥は
南ヨーロッパに、またブリテン島の
メスのみスペインなどに渡りを
するそうです。日本には飼鳥として
輸入されています。
イギリスでは人家近くの林に住んで
警戒心せず人に近付いてくるので
人々に愛されているそうです。
土を掘る人がいると、餌を探すために
近付いてきたり、人が休んでいる時
地面に立てられたシャベルの取っ手に
止まったりするそうで。
コレを読んで、ピーターラビットの
挿絵モチーフを思い出しました。
←まさしくそうじゃありません?
イギリス以外の大陸ヨーロッパでは
森の中に住んで注意深いとされているそうで
ナニが違うんでしょうか。不思議ですねぇ。
2009/03/01 Sun
ワタシのマンガブログ。ひよこカップルが大活躍☆
https://ameblo.jp/hiyoko-dagane/
ところで、コマドリのロビンという英名ですが、かつては
英語で「レッドブレスト」(redbreast、「赤い胸」の意)と
呼ばれていたそうです。15世紀には種の名前に人名を当てることが
はやり、「ロビン・レッドブレスト」(Robin redbreast)となり
さらにそれが略されて「ロビン」(robin)となったのだそうです。
単にロビンというと、ヨーロッパではこの鳥を、アメリカでは
コマツグミ(アメリカン・ロビン)をさすのだそうです。
* * * * *
ヨーロッパコマドリは民話や童謡などによく登場します。
日本では漫画『パタリロ!』の中で歌われる歌
♪だ〜れが殺したクックロビン
で有名なクックロビンとはこのヨーロッパコマドリのこと。
もともとは、イギリスの童謡『マザーグース』の一節です。
『誰がこまどり殺したの?』 (Who killed Cock Robin?)
ミソサザイと結婚したヨーロッパコマドリがスズメに殺され
鳥たちに葬式を挙げてもらう童謡。邦題は「誰が殺した
クック・ロビン」とも。
ミソサザイと対で登場することが多いのですが、かつては
それぞれオスのみ、メスのみだと思われていて「神の雄鳥」
「神の雌鳥」として夫婦とみなされていたのだそう。
クリスマスのモチーフとしてよく描かれますが、英国では
ヨーロッパコマドリが新年の魂を宿し、ミソサザイが
旧年の魂を宿しているとされているからだそう。
特徴的な赤い胸に関する言い伝えもあります。ヨーロッパ
コマドリはもともとは全身茶色一色でしたが、十字架に
架けられたイエス・キリストの痛みを癒すために側で歌を歌い
(あるいはいばらの冠を外そうとして)イエスの血に
よって胸が赤く染まったのだそう。
悲しくも美しい言い伝えですね。
ワタシのマンガブログ。ひよこカップルが大活躍☆
https://ameblo.jp/hiyoko-dagane/
英語で「レッドブレスト」(redbreast、「赤い胸」の意)と
呼ばれていたそうです。15世紀には種の名前に人名を当てることが
はやり、「ロビン・レッドブレスト」(Robin redbreast)となり
さらにそれが略されて「ロビン」(robin)となったのだそうです。
単にロビンというと、ヨーロッパではこの鳥を、アメリカでは
コマツグミ(アメリカン・ロビン)をさすのだそうです。
* * * * *
ヨーロッパコマドリは民話や童謡などによく登場します。
日本では漫画『パタリロ!』の中で歌われる歌
♪だ〜れが殺したクックロビン
で有名なクックロビンとはこのヨーロッパコマドリのこと。
もともとは、イギリスの童謡『マザーグース』の一節です。
『誰がこまどり殺したの?』 (Who killed Cock Robin?)
ミソサザイと結婚したヨーロッパコマドリがスズメに殺され
鳥たちに葬式を挙げてもらう童謡。邦題は「誰が殺した
クック・ロビン」とも。
ミソサザイと対で登場することが多いのですが、かつては
それぞれオスのみ、メスのみだと思われていて「神の雄鳥」
「神の雌鳥」として夫婦とみなされていたのだそう。
クリスマスのモチーフとしてよく描かれますが、英国では
ヨーロッパコマドリが新年の魂を宿し、ミソサザイが
旧年の魂を宿しているとされているからだそう。
特徴的な赤い胸に関する言い伝えもあります。ヨーロッパ
コマドリはもともとは全身茶色一色でしたが、十字架に
架けられたイエス・キリストの痛みを癒すために側で歌を歌い
(あるいはいばらの冠を外そうとして)イエスの血に
よって胸が赤く染まったのだそう。
悲しくも美しい言い伝えですね。
ワタシのマンガブログ。ひよこカップルが大活躍☆
https://ameblo.jp/hiyoko-dagane/