トリモノ帖

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神話伝説の鳥図鑑・その12『ヴィゾフニル』

080731vidohunir.jpg北欧神話に登場する雄鶏。
古ノルド語、「木の蛇」の意。
英名: Vidohunir

世界の真ん中にある木(ユグドラシル)
のてっぺんにとまっていて、輝く体で
世界中を明るく照らすとされる。

※ユグドラシル(古ノルド語)は、北欧神話に登場する「世界」を体現する
 巨大な木であり、「世界樹」もしくは「宇宙樹」とも呼ばれる。

館リュルに入るためには、ヴィゾフニルの肉が必要だが、
ヴィゾフニルを唯一殺すことのできる武器レーヴァテインを
手に入れるためにはヴィゾフニルの尾羽が必要であるという、
堂々巡りの謎掛けが出される。

北欧神話に登場する鷹ヴェズルフェルニル
鷲の姿をした巨人フレースヴェルグとしばしば混同される。

画像はヴァイキング時代のタペストリー。

2008/07/31 Thu
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