トリモノ帖

鳥に関するあらゆるコト。あらゆるモノ。

世界中の鳥好きさんに捧ぐ。
<< 鳥山明 :: main :: カモの折り畳み傘 >>

鞍作止利・鞍作鳥(くらつくりのとり)

080903shaka.jpg飛鳥時代を代表する仏師。
本名・司馬鞍作部首止利仏師
(しばのくらつくりべのおびととりぶっし)
止利仏師。
生没年不詳。
祖父は朝鮮半島(百済)からの渡来人・司馬達等。
叔母は日本最初の尼僧・善信尼(嶋)。
聖徳太子・蘇我馬子に重用された。

【代表作】
・法隆寺金堂本尊銅造釈迦三尊像(623年)
・飛鳥寺本尊の釈迦如来坐像(飛鳥大仏)(606年)
 ※後世の補修により、当初の部分は頭部の上半分、左耳、右手の第2・3・4指に
  残るのみとされ、止利仏師の作と呼ぶことに否定的な意見もある。

その他「止利様式」と呼ばれる同系統の仏像が現存。
玉虫厨子も止利様式(昔は止利の作と習った記憶が)と言われる。

【止利様式の特徴】
・古式の図式的な衣文・ふかぶかと両肩を覆う服制(中国北魏様式)
・左右対称で安定感がある
・杏仁形(アーモンド形)の眼
・アルカイックスマイル(古式の微笑)をうかべた仰月形(ぎょうげつけい) の唇
・太い耳朶(耳たぶ)
・首に三道(3つのくびれ)を刻まない
    
   
080903zushi.jpg日本の伝統工芸作品の職人技で
新造された“平成の玉虫厨子”

→ 平成プロジェクト『蘇る玉虫厨子』


2008/09/03 Wed
edit

    このエントリーをはてなブックマークに追加