トリモノ帖

鳥に関するあらゆるコト。あらゆるモノ。

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毒鳥・ピトフーイ

090414hooded_pitohui.jpgピトフーイはニューギニアのみに
棲息する鳥・モリモズの学名です。

モリモズという名前と、この
可愛らしい外見で
騙されてはいけません。

なんと!!
モリモズの仲間のいくつかは
猛毒を持つ事で知られています。
中でもカワリモリモズと
ズグロモリモズの二種は
コロンビアの毒矢カエルの持つ猛毒
バトラコトキシンに近い毒を持ちます。

どれくらい強い毒かと言うと
ヒトも殺せてしまうほどだと言います。(怖っ)

しかし、ビトフーイは、歯や爪に毒を持ち、襲ってくるわけではなく
彼らの毒は、皮膚や羽根や含まれているので
触れたり食べようとしない限りは安全です。

カワリモリモズ(学名: Variable Pitohui
英名:Pitohui kirhocephalus)
ズグロモリモズ(学名:Hooded Pitohui
英名:Pitohui dichrous)
スズメ目スズメ亜目カラス小目モズヒタキ科
全長3〜6センチ。
(ピトフーイの仲間は全部で6種)

画像は特に毒性が強いとされるスグロモリモズ。
黒とオレンジの羽毛を持つ可愛らしい鳥です。

ピトフーイ自身の体には、毒を作り出す能力はなく
補食する甲虫から毒を入手していると考えられています。

ニューギニアではごく一般的に見かけられ、また広く分布しています。
この鳥は19世紀に発見されていますが、毒がある事がわかったのは
まだ最近の事、1992年、科学雑誌『サイエンス』において報告された
のだそうです。

2009/04/14 Tue
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