この度被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
なんでも、被災地で避難所に届けられた食糧について
アレルギーで食べられないというと「贅沢だ」と言われてしまうとか。
信じられないことですが、そういう認識の人が多いのも事実。
それについては、多くの怒りの声が上がっています。
アレルギーというのは、身体が受け付けないから「食べられない」のであって
その程度が強ければ、死んでしまうこともあるほど、深刻なものです。
けれど、そういう方は、「食べられない」=「好き嫌い」と受け止めているのでしょう。
好き嫌いじゃないです。
どんなにタマゴや小麦粉を使ったケーキが好きでも、のど越しいい日本蕎麦が好きでも
食べられないのです。
残念ながら、そういった「偏見」に凝り固まった人たちに理解してもらうのは、本当に困難です。
こうしている今も、アレルギーを持つ多くの人たちが、辛い思いをされているのを思うと、悲しくなります。
そうでなくても、健康で何でも食べられて、どこででも寝られるような、強靭な精神や肉体を持った人でさえ
避難所での生活はストレスや疲労がたまって行くものです。
それなのに。。。
ただでさえ、ストレスに弱いアトピー患者さん。
なれない避難所生活、衛生状態も良くない場所で、アトピーが悪化。
夜もよく眠れず、周りを気にして思うように掻くことも出来ず。。。
食べ物も配慮してもらえなかったら、一体どうなってしまうでしょう。。。
本書にも書きましたが、東日本大震災が起きたのは、私たちが脱ステを始めて2か月経った頃でした。
震源地近くで被災された方には遠く及びませんが、私の住んでいた街も震度5強揺れました。
その後東京がどうなって行ったか。。。その時のことは、生涯忘れることはないと思います。
どうか、熊本や九州のみなさんに一日も早く平穏な毎日が訪れることを祈っております。
そして、多くのアトピー患者さんやアレルギーをお持ちの方のことが、理解されて、適切なケアを受けられますように。
心から願っています。
新品価格 |
←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ
『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。