一歩前を行く。

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ある日の朝食、というか、ブランチ、というか、お昼だけど朝っぽいご飯、という感じ。
フルーツも野菜もタップリ。サラダはレタスとベビーリーフとブロッコリーの芽、プチトマト。
フルーツは、スイカとバナナとチェリーとブルーベリーとプラム(左端のはトマトではなくプラム(笑))。

少しですが、バターも使っています。以前はメイプルシロップが大好きで、たっぷりかけていました。
メイプルシロップ自体は、体にいいので、質の良いものを選べば、使うのは全然かまわないのですが
私自身があまり甘いものを食べられなくなってしまい、今は、甘味は卵液に入れるオリゴ糖だけです。


                  


脱ステを始めて、早5年以上が経過しています。
始めた頃は、5年どころか、2〜3年も経てばすっかり元気になっているだろうと思っていましたが
いやはや、この病気はそんなに甘いものではありません。

それでも、3年前の冬に寝込んだ時のことや、その時の絶望感を思えば、今は幸せだと思えるし
少しずつ、「この病気のつき合い方」を学べているのかな、と思います。

それに、どうやら、私が思っていた以上に、オットのアトピーは重症で、ほとんどの人は
脱ステを始めて5年もすれば、おそらく小康状態になると思うので、あきらめずに生活改善を
続けることが大事なのでは、と思います。


本を書いたことで、私のことを識者のように頼って来られる方が増えました。
それとは逆に、いろいろ意見をして下さる方も増えました。
自分がアトピーという出口の見えない病気で、藁にもすがりたい気持ちだったら
同じ患者とは言え、一歩前を行っている(ように見える)私たち夫婦に頼りたいという気持ちはわかるし
こういった病気に対する対処法は正解がないので、ご自分の信じることを人に意見したくなる気持ちも
すごくよくわかります。


本当は、ここに色んな現状を事細かに書ければいいのですが、今の自分たちには
「現在進行形」で書くことは、控えなくてはいけないのだろうな、と思うのです。

今こんな風に生活していて、こういうことを試していて、元気です、と書いても
また数か月後、一年後に体調を崩してしまうかもしれない。
ある程度長いスパンで物事を見て、よかった、と思えたことしか発信してはいけないように思います。


今の私たちに言えるのは、生活改善をすることで、ステロイドに頼らずに生活できるようになる、というところまでです。
それでも時には、体調を崩すこともあります。
そこから先、成人型アトピーを完治する方法は、残念ながら私にはわかりませんし、そもそも、完治する方法ってあるのかしら?


そんなわけで、このブログをご覧になる方は
「で、今はどうなの?」
ということをお知りになりたいと思うのですが、このブログでは、ある程度結果を出せたことのみ記載することにしています。
その点、ご理解いただけたらと思います。


                  


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