ひよこProducts

前の植物画のお教室の仲間から、個展の案内が届いたので、
「何か、お手伝いできることないですか？」
と電話してみた。
すると、お昼の休憩のときに、数時間、受け付けの番をして欲しいと言う。
それくらいなら、お安い御用。と日程を合わせて、引き受けた。

久しぶりにその方とお話した。
いつもわたしの絵に、貴重なアドバイスを下さる、信頼のおける人だ。
母親ほどの年齢の方なのだが、お友達としてお付き合いさせていただいている。

「ねえ、わたしね、今の自分の年齢になったときに、こうありたいっていう目標があったの。
『わたしはこれをやっています』と胸を張って言えるものを、一つ持つこと。
それとね、ハイヒールのはける自分でいようってね。
それはふたつとも、かなえられたのよ」
その方にそう言われ、思わず、わが身を振り返るひよこ。

これをやってます！って言えるものに関しては、いいとしても

ひよこ、すでにヒールはいてないじゃん

「ダメよ、あなたね。女はね、いくつになっても、おしゃれしなくちゃ、ダメなの。
ヒールを履くって事は、それだけの健康な体を持ってなくちゃいけないし、
それをはいていける場所を、持ってなくちゃいけないって事よ。」

ひぇーん、しゅみません〜〜〜〜〜

その方の年齢まで、あと20数年。ひよこも、頑張ってきれいなおばさんひよこになるのだわ。
想像だけして、うっとりするひよこなのだった・・・・でも、現実は？？？

(・e・)
ひよこまーく