宝塚(ヅカ)読本/中本千晶
出版社/著者からの内容紹介
「ヅカを観ずして死んではいけない!」仕事にも恋にも(?)効く、愛と勇気のビタミン剤タカラヅカ。
◆一生に一度でいいから宝塚を観たいのですが、どうしたらいいですか?
◆トップスターになれる人の条件は何ですか?
◆宝塚って、いつも「ベルばら」ばかりやってるんじゃないんですか?
◆本当に「清く、正しく、美しい」世界なのですか?
◆帝国ホテルの向かいに集う女性集団、あれはいったい何者ですか?
・・・などなど、読めば読むほど宝塚が面白くなる一冊!今までの宝塚本とはひと味違う、あるようでなかった「宝塚歌劇」入門書。
一年も前に読んでいるのに、この本の出版記念パーティーにまでお邪魔したのに、すっかり感想を書くのが遅くなってしまいました。
中本さんは、ワタシが出版業界に入るきっかけを作ってくれたある講座に講師陣の一人として来てくださっていた方なのですが、肩書きにもあるように、東大卒の才媛なのです。頭脳明晰、聡明で理知的でありながら、いろんな点で柔軟性のある方。
だからこそ、東大卒と言うブランドを生かした『「東大脳」の作り方と使い方』だけでなく、卒業後のリクルート時代から後に文筆業を目指し成功された経験を生かした「ひとり仕事術」などの本も出版され、常に話題を集めています。
また、熱烈な宝塚ファンでもある中本さん。とても知性的な方でありながら、ヅカの話の時は思いっきり乙女な顔になる。そんなギャップがとても魅力的で、また最も尊敬する方でもあります。
この本はその中本さんの新境地とも言うべき本でありながら、おそらく一番書きたかったテーマで書かれた本。Q&A形式で書かれているので、その分「素朴な疑問」に答えてくれています。読めばヅカに行きたくなる事必至。
金ピカの表紙がヅカのゴージャスさを体現していて素晴らしいです。巻末のパラパラ漫画もおススメです!
ところで、中本さんに
「今度一度宝塚に連れていってください。『エリザベート』が見たいです」
というと
「みんな大抵は最初は『ベルバラ』って言うのに〜。えらい!」
とほめられました(!?)コアなヅカファンと中良くなりたければ、「ベルバラ」ははずしたほうがいいみたいです(笑)
ちょっと気になる?
「Wみっちゃん共同企画『私の傷なめ日記』(TV Brosより)