自分の世界

257678467_166.jpg257678467_48.jpg について考える。 (独り言のようなものです。とっても長い)


              


鳥が好きなわけだけど、一番好きなのは、どんな鳥?
大きな鳥?小さな鳥? 明るい色?暗い色?
和風の鳥?アジア風な鳥? それともヨーロピアンな鳥?

「鳥が好きだからと言って、 鳥だったら何でもいいじゃなくて、一定の美意識を持つ事が必要だ」 とアドバイスをされてから、やみくもに鳥モノを 手に入れるのはやめる事にした。


自分の好きな世界って、やっぱりどこかで 繋がっているのではないか、と思う。
絵や音楽やいろんなモノ。


イエローモンキーの音楽が好きな事は、今までにもさんざん書いてきたけど、彼らの音楽、特に初期の音楽は すごく世界観がはっきりしていて(というかしすぎていて) グラムロックの影響を受けていると、よく言われているけど、 その世界はエロティックで、退廃的で官能的で享楽的。 攻撃的でいて、そして切ない。

イラストレーションで言えば、ピアズリーとか 宇野亜喜良さんとかの世界に近いかな、と思う。 もちろん好きな世界である。 (やっぱアンダーグラウンドな世界なのだな)

ファッションはヴィクトリアンがやっぱり好きで 多分これからの季節はゴスロリチックなものも着たりする。 全体的に、こう「こってり」としたものが好きなのだ。

インテリアも、モールディングが施してあったりして 「いい仕事してますな」 的なものに心惹かれる。 テイストはイギリス風、あるいは、北欧風。


以前、自宅の庭で、ありとあらゆる植物を育ててきたけれど、一番好きな花はバラとチューリップ。 でもそれだけじゃない。好きな品種だって決まってる。 (長くなるので、一番下に書いておきます)

黒い花が好きで、よく集めていたし、ホワイトガーデンも作っていた。 グリーンやオレンジ色の花も好きだった。 ピンクからブルーへのグラデーションでモネの庭を気取るのも好きだった。

ただ、赤と黄色の花は好きではなくて、唯一育てていたのが、ミモザの木と、小さなビオラと、原種の小さな赤いチューリップ。それだけ。 花に関しては、ずっと渋好みだった。


こんな風に、好きなモノを突き詰めて、 好きな世界を広げて行く事が、今の自分には とても大切な事なのだと思う。

先日、友達とフリマに行ったときに、私が「あ、これ安い。100円だって。かわいいな、買っちゃおうかな」 と言うたびに 「鳥じゃないからダメ」「鳥だけど、何か違うからダメ」 と片っ端から却下され、ちょっと不満だったのだけど 、でもやっぱり、相手の言う事が正しかったのだな、と思う。

たかが100円でも、自分のテイストとか持ち味に 合わないものを持つ事で、自分のイメージが「ブレる」のは、やっぱりダメなのだ。


そんなわけで、この日記を書くうちに、自分の世界が、ちょっとだけ見えてきたような気がする私なのだった。 こんな風に、ちょっとずつ進んで行こう。

長い長い独り言におつき合いいただき、ありがとうございました。



好きなバラ
「セントセシリア」(香りが素晴らしい!)
「バフ・ビューティー」(絶妙な色が素敵すぎ)
好きなチューリップ
「アプリコット・ビューティー」(杏色)
「クイン・オブ・ナイト」(黒と言われているが実際は暗い赤)
「ピンクダイヤモンド」(淡いピンク)

他に好きだったのは、早春に咲くシラー、クレマチス、
クリスマスローズ、春に咲くフリチラリア。
夏に咲く真っ白なユリ。真っ青なデルフィニウム。
    


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