中野散歩〜手作りもなかキットを作ってみる

080712nakano1.jpg入籍した次の週末、ソニオが前に住んでいた家の
大家さんにご挨拶するため、中野に行った。

約束の時間がかなりアバウトだったせいか、
到着した時間に大家さんはお留守で、
しばらく近所をぶらぶらする事に。

そんなわけで見つけた、自分で作るもなかのお店。
ソニオの好きなニャンコたちがお出迎え。
    




  
            


080712nakano2.jpgおやおや『ちい散歩』にも出ちゃったんですねぇ。
(『ぶらり途中下車の旅』風に。→番組違うから!)

実際に呼び鈴を鳴らしてみると、
むすこ猫さんの方が出てこられました。
われわれは500円のキットを購入。
たったそれだけのお買い物なのに、
ものすごく感じのいい応対。
テレビに出ても、全然天狗になっていない様子に、
ちょっと感動。

一枚目のの写真のように、もなかの型はいろいろ。
全部このお店でデザインして発注している
特注品の型なのだそう。

思わず「鳥はないですか?」
と聞きたくなってしまった。
「欲しい」と言ったら、作ってくれそうなほど、
フレンドリーなむすこ猫さんでした。

080712nakano4.jpgそんなわけで、帰宅してから
(当時はまだ別居婚だったけれど)
ふたりでもなかを作ってみた。
たのしーし、おいしー(はぁと)

なかなかコレおすすめです!

丸井商店
http://www.maruishoten.co.jp/



            



080712nakano3.jpg中野新橋にはペットボトル率がとっても高かったんだけど
その近くで躊躇なくすやすや眠る猫を発見。
あまり役には立っていない様子。
気持ち良さそうに寝ています。きっと涼しいのね、ココ。

猫の好きなソニオは、自分も猫のように目を細めて眺めておりました。

そして大家さん宅へ。
お祝いに立派なバスタオルセットをいただいてしまった。
お留守だったのは、コレを買いに行っておられたからのようで。

もともと
「大学卒業してから8年ずっと同じところに住んでて、
大家さんのお宅も近所だったんで、
家賃も振込じゃなくて、毎月手渡しで行ってたんで、
息子みたいにかわいがってもらってた」
と聞いていたのですが、
本当に大家さんはお母さんみたいに喜んで下さり
お母さんのように寂しがっておられた。

「この人はね、ホントきちんとした人だからね、
安心して大丈夫だよ。
家賃もね、毎月一日も遅れずに届けてくれてね、
仕事で遅くなるとちゃんと電話くれてね。
ホントこんなきちんとした人はいないよ。

会社でもきちんと仕事して、みんなにかわいがられてるしね。
帰省しても、いつもちゃんとお土産買って来てくれて。
いなくなっちゃうと寂しいけどね、いつでもまた遊びに来て」

大家さんはうっすらと
涙を浮かべておられたのかもしれない。
見ていたら、思わずわたしも涙ぐみそうになった。

わたしのオットは、もちろんわかっていたけれど、
思っていた以上に素敵な人なのかもしれない、と思った。

もちろんそうだ。
信頼できる相手だからこそ、結婚しようと思った。
一点の曇りも、何一つ迷いもなかったのだから。

ソニオと一緒に暮らすようになってから
あんなに不眠症だったわたしが、毎日布団にはいると同時に眠れるようになった。
安眠は計り知れない幸福感をもたらしてくれる。

大家さん、ありがとうございました。
何よりも素晴らしいはなむけの言葉です。

080712ginza.jpg
中野をあとにして、銀座のバートックギャラリーへ。
絵本塾の姉妹塾・紙芝居塾2期生の方達と記念撮影。


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