来週大阪に行くことになったので、ちょっといろいろ調べていたら、2年前に絵の展示をやった中崎町のことが出てきた。梅田からたったひと駅とは思えないレトロな下町風情が人気、なのだそうだ。というわけで、こんな写真を引っ張り出してきた。大阪と言えば、15年前に、関西に2年ほど住んでいたときの忘れられない想い出。
あるとき、大阪市美術館にひとりで絵を見に行くことになった。別に一人で絵を見に行くことは全然平気だったのだが、友達から「女の子が一人で行く場所じゃないねん」と言われた。そうは言うても、昼間やし、この日本に昼間一人で行って危ない場所なんて、あるわけないやん、と別段気にせずに出かけて行ったのだった。
降りたのは天王寺駅。(ここでわかる人はわかると思う)そこから美術館に行く途中は、浮浪者の天国だった。何がすごいって。浮浪者が花笠音頭流して踊っているのだ。ここは日本じゃない!!アジアだ!!と思った。一人でふらふら歩いていたら、浮浪者のおっちゃんに抱きつかれそうになったので、慌てて近くのファミリーと連れのようなふりをして、くっついて歩いた。
そのファミリーは、途中で動物園の方へ向かって行った。そこは天王寺動物園。天王寺のとなりの駅は、かの有名な釜ヶ崎地区の最寄り駅・動物園前駅だったのである。今でこそ、ネットでいくらでもそんな情報は拾って来られるけれども、当時はそんなこと知る由もなかった。その頃、知り合いのおばちゃんたちと話してたら、大阪の南の方のある地域に車で行くと、うっかり窓開けてると子供が物ごいに来るとか言う話だった。
私もどこの発展途上国の話かと驚いたが、割と最近大阪出身の人にそんな話をしたら、いくらなんでもそれは無いで、と言われたが・・・私は歌舞伎町を夜、ひとりで歩いても全然平気だったのだが、大阪の難波ですら、夜の早い時間でも、ひとりで歩くのは怖かったんだよなぁ。
世間では半分だけメイクした顔が別人だと話題になってるそうですが、この漫画カメラと言うアプリも相当人気で、蜷川実花がinstagramにあげてたのにびつくり。おととい、スッピンで撮ったら、能面ソックリになってしまったので、昨夜フルメイクしてリベンジ。それでこの目の大きさかいっ。トホホ。半メイクの女子に弟子入りしたいです。オット=楳図先生のようなタッチの顔。the 漫画カメラ!