20代×40代×エイジレス女子

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最近、周りの人たちから
「帽子をオーダーしたい」
と言われることが、とっても多くて
ありがたい気持ちになっている。


            


私は昔から帽子が好きで、服にはお金をかけないのだけど
帽子だけは、バカみたいに買っていて、今もうちには
買った帽子だけで50個くらいはあると思う。

ここ2年ほどは一切買っていないのだけど
当然ながら、今は「作る」ので、増殖していくのは同じ。

そんなわけで、夫とのつつましやかな2DKのマンションに
すでに100個を下らない帽子があり、新しく作るたびに
収納ケースに収まりきれずに、はみ出してゆくのだった。


一番いいのは、頑張って売るか
身近な人にプレゼントしてしまえばいいのだけど

もともと、私が帽子作りを始めたのは、作家になるためではなく
自分のかぶる帽子を作りたかったからなので
本音を言えば、作ったものは、全部自分でかぶりたいのだ。

なんで、何個もあっても、新しいのがほしくなるんだろう。

最近では、着物に帽子を合わせるのにはまってしまったので
新しい着物を買うたびに、もしくは、これ、と言う布に出会うと
着物に合わせた帽子が作りたくてたまらなくなるのだ。



話が脱線したけれど、そんなわけで、オーダーしてくださった
母娘とお会いした。
パスタとワッフルを食べながら。

お母さんのほうが友人で、というか、めっちゃ尊敬する女性。
夫とも共通の友人、というか、私よりずっと彼とは長い付き合い。

シナリオライターさんなんだけど、聞けばだれでも知ってる
超有名な劇画の脚本を書いてらっしゃるのだが
ご本人は、男気のあるかわいい女性。


頼まれたのはお嬢さんのお帽子。
お嬢さんとは初対面なので、まずは私の帽子を見てもらおうと
山ほど帽子を抱えて出かけて行った。

私にオーダーすると、こんなトンチンカンなのができますが??
みたいな感じで。

彼女の要望はいたってシンプル。

普通に売ってるメンズライクな帽子はどうして
あんな風にヘンなメッセージが入っているのか??

そういうののない、工場風なキャップ、ということで。

ふだん私が作っている帽子とは、かなりかけ離れているけれど
嫌いな感じではない。
ただ似合わないのでかぶらないだけで。


彼女のイメージは、たぶん伝わってると思う。

そんなわけで、それが陽菜ひよ子風になると
どんな帽子になるのでしょうか??

友人からもオーダーいただく。
こっちはイメージがもっと明確。

布を見に行くと、イメージが膨らんでくるのだ。
見に行くのが楽しみ♪


まだまだ、見知らぬ方からオーダーいただくほどではないけど
知人からのオーダーでも、私のセンスや力量を
見込んでくださってのこと。ありがたや。

まずはそこから始めよう。


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