ラスト・サムライ


8/18(土)にテレビで見た。思ったより単純に感動した。泣けた。

日本の自然や農村風景、情緒や規律ある生活を、イロもの的なオリエンタリズムで奇をてらわず、ありのままに伝えてくれているという点で、(そう言う映画はとても少ないから)評価したい。

キャスティングもすごく合っていたと思う。主役の渡辺謙、トム・クルーズはもちろん、トムに夫を殺されたのに世話をさせられる複雑な境遇の小雪や、最初イヤな奴なんだけど、最後までサムライらしい真田広之。顔立ちからしてピッタリな明治天皇役の歌舞伎役者の人(笑)

捕らえられて暮らすうちに共感して、少数派の味方となって、戦うところが、ケビン・コスナーの「ダンス・ウィズ・ウルブス」と言う映画を思い出した。
あれはネイティブアメリカンと白人との戦いだったな。(多分こんなこと思うのワタシだけなんだろうなぁ)

「滅び行く者」の姿はとても崇高で、とても切ない。

    


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