映画2本「サマータイムマシン・ブルース」「スペーストラベラーズ」

GW中前半はずっと仕事で、どこにも出かけないので、せめて夜に映画を見た。テレビシリーズ「踊る大捜査線」で大ヒットを飛ばした本広克行監督の2本。5/2が「サマータイムマシン・ブルース」5/3が「スペーストラベラーズ」。

「サマータイムマシン・ブルース」(2005)・・・これはかなり好き。バカバカしいけど面白かった。瑛太いいよね。映像見ると、どんどん好きになってしまうわ。そして男の子って本当に馬鹿よね。その馬鹿さ加減が、何とも愛おしくてさ。ヴィダルサスーン、最高なんだわさ。未来人が中途半端に昭和な感じもおかしいし。街並も微妙に古臭くて、最初いつの話なのか全然分かんなかった。たった10年前の話とは。でもそれも意図的なものなのかも。あーなんか青春だわ。私は今が楽しいし、過去に戻りたいとは全然思わないけど、こういう青春はなかったので、ええなぁと思ってしまうわ。真木よう子の女子大生役がどうにもヘンで先生なのか?と思ったんだけど、この当時まだ22歳なのね。色ッポすぎる!んでも主人公が選ぶのはやっぱり上野樹里系かわいい子なんだな。

「スペーストラベラーズ」(2000)・・・「踊る」が大ヒット中で、かなり影響が強いのを感じるというか、ほぼ同じ世界観って感じ。甲本雅裕がヒロトの弟だと初めて知るが、そう言われれば、に、似てる!面白かったけど、この中途半端に感動させようという「踊る」と同じ感じがあんまり好きじゃない。コメディならコメディだけでええやん。と言いつつ、最後、池内くんが死んじゃうシーンでは、ちょっと泣いちゃったけどさ。それにしても、渡辺謙がカッコよすぎ。ガタイいいよね。金城武がちびっこに見える。金城武もめっちゃかっこいいんだけど。でも私の中でのヒットは安藤政信くん。かわいいよね。って、もう15年も前の映像だけどさ。今や40近いおっちゃん。いい味出してるといいなぁ。映画については、昨日の映画の5年前ってことで、まだ練れてないというか、フジの趣向で「踊る」に近づき過ぎちゃった感じで、ちょっと残念な仕上がりではある。やっぱ昨日の方がよかった。


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