8/29(水)〜9/10(月)戦闘服でガンガン進む

070829hiyoko_sentou1.jpg8/29(水)戦闘服
飲み会などでは「何もそこまで」と思われそうなほど服装は決めずにはおられないワタシ。

表現者たるモノはまずは自分自身が目立たねば、と学校でも教わったし、飲み会で地味だと、友人のRさん(クリエイター)あたりから
「ひよこさん、ダメだよ。もっと弾けなきゃ」
とダメ出しが来る。

ある作家さんのお話を聞きに行った。近所でもあったし、聴講だから、と黒いTシャツにデニムのスカートと言うごくごく普通の格好で。
とはいえ、Tシャツは自作オリジナル、スカートは、後ろに大きくスリットの入ったデザインものだけど、ここでも意外なダメ出しが入った。

主催者Y氏に、懇親会の席で
「彼女今日はすごく地味だけど、いつもすごくオシャレなんですよ。いつも何着てくるかな、と楽しみにしてるくらい」
とみんなの前で言われてしまったのだった。ていうか、楽しみにされていたのか。すみません、期待を裏切って。

最大限Tシャツのイラストはアピールしたら、みんなに
「もっと鳥を大きくしたほうがいい」
とか
「¥3000くらいで売れそうだ」
とかいろいろ言っていただいて、唯一の収穫?

しかし主賓の作家さんがハンチングをかぶっていて、帽子好きをアピールしようにも、肝心の帽子を忘れていたし、作家さんが編集さんを何人か連れてきてくださったのに、営業にも何かうまく力が入らず。

オシャレを決め込むという事は、ワタシにとって、戦闘服なのだと気がついた。
誰に呆れられようとも、鳥だらけで、変な帽子をかぶっているのがワタシなんだな。

編集さんは遊びに来てくださいと言ってくれたので、社交辞令なんて言葉とは無縁なワタクシ、次は決めさせていただくとしよう。


          


070912ushirogami.jpg9/5(水)頑張れワタシ
いろんな事があるけれど、人は結構それに慣れるものなのだな、と思う。

それでも、前に進もうとする自分を行かせまいとする心の動き、内なる声=サボタージュには、まだ勝てない自分がいる。

どんどん前に進もうとする時は孤独だ。
たとえ家族がいても友達がいても仲間がいても。

それでも、自分とは違うステージでも、頑張ってる友達を見ると、自分も頑張ろうと思える。

過去の自分は安楽に生きていて、その日々がたまに懐かしくなるけれど、一度きりの人生、何かに思いっきり賭けてみるほうがいいじゃないか。

そう自分に言い聞かせてみる。


          


070907uchiawase.jpg9/7(金)うれしい日
某SNSの話。
トモダチの日記のコメントで、トモダチのトモダチがおもしろコメントを残されていたり、何となく気になると、わりとちゅうちょなく足跡つけて帰って来る。ペタペタ♪ (やってらっしゃる方はご存知だと思うけど、アレはリンクで簡単にその方に飛べるんだけど、飛んだ事が相手にわかっちゃうんですよね(^^;)

本日、足跡つけた方2名からメールが届いた。お二人とも女性で、私のサイトをご覧下さって、イラストかわいいですね♪頑張ってください!と言う内容。 お一人の方に至っては、写仏ぬり絵にはまっておられるとか!

両方とも、素敵な方だなぁ(さすがワタシのトモダチのトモダチ!)と思っていただけに、めちゃうれしかった。ふふ。 (あ。これって普通の事?ワタシにはめったにない事だから、スゴくうれしかったのですよ♪)

夜は打ち合わせ。
気心知れた姐さんひとりと、初対面の男(乙女)女2名、なのに、ワタシの毒舌が止まらない・・・・ 何でだろう?異様に居心地のいい空気だったんだもん!いつもあんなじゃないのにぃ。
この三人は、会社で浮いていて、みんなに白い目で見られてると言う。大丈夫、ワタシは君たちの仲間!(え?はいるなって?)


          


070914otome_mail.jpg9/10(月)ゲイから大量メールが届く
いきなりものすごく大量のメールが届く。金曜日に会った乙女な青年からだった。
乙女な彼は、乙女を分析したメルマガちっくなものを書いていて、それがなかなか鋭いっ。

読めば読むほど、自分も乙女なのねっ(うふっ)とか思う。そこ笑うなっ。乙女とは年齢ではないのだ。心意気なのだよ。

こないだテレビに、グラビアアイドルから絶大なる支持を受けてるゲイのメイクアップアーティストが出てたんだけど、彼(彼女?)の人気の秘密は、
「男に言われると傷つき、女に言われるとむかつくけど 、ゲイに言われると素直に聞ける」
ということだったけど、ワタシは身を持って知りましたわ。 オトメなゲイくんありがとう。

※ところで、先日ブログの価格がわかるパーツを右下に貼付けたんですが、一週間ほどずっと¥52,560を維持してたのに、今日から¥26,352に下がっちまいました・・・ガーン(笑)一日の更新回数が関係するのかなぁ?それとも集客数?しばらくちょっと忙しいので、絵日記のみの更新の予定です。

          


070915wotor_color.jpg9/4(火)透明水彩×色鉛筆
仕事のイラストのタッチを考えるうちに、最近主に使っているアクリルではなく、やはり透明水彩かな、というところで落ち着く。
こうやっていつも仕事はなぜか透明水彩ばかり。

と、少し自虐的になりつつ描き始めるが、やっぱり一番なれている画材。思ったよりずっと自由自在に描ける事に驚く。

タダ透明水彩だと「きちんと感」が出すぎてしまうので(ワタシの場合)、色エンピツでちょっと崩してみる。


おっなかなかいいかも〜?ふふっ。自己満足ばんざい。



          


070916dekiruotoko.jpg9/2(日)デキル男のヒケツ
デキル男のヒケツとは・・・ズバリ筆マメなコトだな、という事を本日確信した。

お会いして、メールを差し上げるとすぐに返事を下さる方。暑中見舞いにメール、あるいは電話、同じくハガキでお返事を下さった方。
みなさんデキル男ばっかりなんだもん。

自分と対等もしくは目上のヒトに礼を尽くすのは当然。でもヒトは目下だったり取るに足らない人間は、サラッと軽くあしらったりしがちだけど、そんな取るに足らない人間をも大事にできるヒトが、デキル人なんだろうな、と思う。そうして大事にしてもらった恩を、取るに足らない人は忘れない。

ワタシはダメなひよこで、多分どこまで行ってもひよこだけど、そんなワタシでも、いつか白鳥になって、いや、機を織って「ひよこの恩返し」をしたいと思うヒトが増えて行く。素敵な事だ。

相手の方はきっと、恩返ししたいと思ってくれてるヒトを、どんどん増やしているんだろう。それがきっと財産なんだな、と思う。


  *  *  *  想い出話  *  *  *

その昔、ワタシが建設会社にいた頃の部長が、めちゃくちゃ筆まめなヒトだった。なんと、年賀状が全部手書きだったのだ。それも、万年筆で書かれた長文。

部下が100人以上いたというのに、その全員の抱えてる案件について、きちっと覚えていて、助言や激励を与えてくれる上司・・・・素晴らしいっ。しかも、転勤後も同じようなハガキを下さった。一体何人にそのようなハガキを書いておられたんだろう。

さぞかし出世され、いつかは取締役、いや社長か?と思っていたら、独立されてしまったんだけど、きっと成功されている事でしょう。


          


070917takeyutaka.jpg8/31(金)軽くショックだった話
この日はいろんな事があったので、この日の日記だけがポツポツ何度も登場する予定。

暑中見舞いを送ったデザイナーMさんからメールが届く。武豊似の爽やかな方。最初、メールの内容が腑に落ちない。あれ?
そういえば、もう一人武豊似のデザイナーSさんと、最近お知り合いになったのだった。どちらもお忙しいのも共通点。

最近知り合ったSさんとは、この週末に仲間内で飲みに行く約束をしていたのだけど、忙しすぎて直前までわからないと言われていたので、てっきりその件でのメールだと思ったら、あらら、人違い(^^;

実は昨年末に、不思議な縁で、Mさんの会社が、新規に立ち上げる洋食器のWebShopの商品説明の仕事をしたのだった。ワタシとしては初のちょっと大きなライター仕事。

2月にはサイトは完成する予定とのことで、楽しみにしていたのだけど、その後延び延びになり、連絡が途絶えていた。で、ついにこのメールで正式にプロジェクトが中止になったことの報告を受けたのだった。つまりポシャってしまったって事。あ、お金はとっくに振り込んでくださっていたので、問題はないのだけど。

ただ、自分としてもなかなかいい出来映えで、Mさんも
「読んで鳥肌が立ちました」
と言ってくださったほどであっただけに、実績として残せないことは、本当に本当に残念。
陽菜ひよ子の得意分野として「洋食器」が加わるチャンスでもあったのに。

Mさんからは
「また文章を書く仕事があれば、必ず陽菜さんにお願いします」
と言っていただけたので、次の機会へと繋げられたらいいなと思う。

それにしても、イラストレーターであるワタシ。デザイン会社から、すっかり「ライター」として期待されているというのが、何とも複雑ではある。


※この絵日記は9/11(火)〜9/17(月)の7日間にかけて書いたものを、書いた順に載せています。


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

<< 目元にはグリーン 戻る 絵のように美しいケーキ >>