人を尊重すると言うこと。
わかっていてもできないこと
簡単そうでできないこと。
誰にだって
ココだけは譲れない
大切な部分がある。
そこにだけは
踏み込んじゃダメなのだ。
お誕生日は桜の器で。
本当は桜のロールケーキが食べたかったのだけど
二人で一本はきつくて。
一切れだけ売っていたのはイチゴ。
そんなわけでイチゴのペア。
先日の取材の日、インタビュアーさんが
ワタシの描いた食器を見て、「ステキ」と思わず扉を開けてしまい
「あ、勝手にあけちゃった、ごめんね」
と我に帰る様子を見て、すごくすごくうれしかった。
育ちのいい彼女が思わず無作法なことをしてしまうほど
ワタシの食器に引き寄せられてしまったのだ、と思うから。
彼女は美人で頭がよくて仕事もできて・・・
おそらくワタシがかなうところなど、ほとんど皆無。
けれど、ワタシにとって大切なものを、ちゃんと認めてくれる。
それがすごくうれしい。
なかなかできることじゃないから。
いつもどんな話題でも、相手より優位に立とうとするヒトがいる。
自分にとって、大切なことについて、誰にも負けたくない
と言う気持ちを持つのは大切だと思う。
けれど、相手を認めて尊重することができなければ
どんなに相手にその場は「勝った」ところで
本当に認めてはもらえない。
人を尊重できない人は、人に尊重されはしないのだ、と思う。