今日は自治会の総会であった。
去年も確かに出たはずなのに、ただ出席するだけなのと、自分たちが主催するのとでは、こんなに違うものなのかと驚いた。
司会が「議長の選出をいかがいたしましょうか」と半ば形式的に尋ねる。するとどこからともなく「司会一任!」と叫ぶ声が聞こえてくる。ようするに「やらせ」なのだけど、こういうことが必要なのだな、おもしろいな、と思った。
来賓の挨拶、会長の行事の報告の後は、ついにわたしのこの一年の総決算、会計報告であった。そのために、昨日何度も何度もシミュレーションをしたのであった。その旨を会長と相談役に話すと「あなたは用意周到だねぇ」と感心された。
なにしろ、わたしはとてもあがり症なのだ。ただでさえそうなのだから、少しでも準備しておかないと、心もとない状態では、ますますパニクってしまいそうなのだった。
結果は、ありがたいことに、非常にうまくいったらしい。
会長にも相談役にも100点満点をいただいて、総会終了後は、3人で思わず握手してしまった。先日の監査役の方たちからも、お褒めの言葉を頂戴した。それはいいのだが・・・
「こんな若くて有能な人材はなかなかいないから、今後もずっと会計として頑張って欲しい」
などと言い出すおじいさまもいて・・・勘弁しちくれ〜〜〜〜、という感じなのであった。
こんな地方都市の中の、小さな自治会の中で認められたからって、大したことではないかもしれないけど、それでも、やり遂げた!って感じで、とっても気持ち良かった。総会終了後の懇親会で、任期の終わった班長さんのおぢさまたち数人から
「もうこれでぴぴさんに会えないと思うと、班長終わるのが寂しい」
と言われた。
「ぴぴさん、家から一歩も出ないんじゃないの?道で会ったことないよね?」
「どこに買い物に行ってるの?いつもYスーパーに行っても会わないよね?」
などと言われ、うれしいような、ちょっと怖いような、複雑な気分であった(爆)。さすが、おぢさんキラーだけあるわ、わたし( ̄ー ̄;
これからも、おぢさんたちのアイドルとして、この町に君臨し続けようと思ったのであった。(おいおい、なんか違うぞ(笑))