2007.10.12 Friday 21:26
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ
農水省の調査に対し同社は、「まき直し」と呼ばれる行為は、1973年から行っていたと説明しているという。
配送車に積んだ商品を工場内に持ち帰り、冷凍保存する行為は、今年1月下旬にやめていたという。農水省は、大手菓子メーカー「不二家」の期限切れ原料使用が問題化した時期と一致しているため、赤福側が悪質性を認識していた可能性があるとみて調べている。
また、JAS法は原材料名について使用した重量順に表示するよう定めており、本来は「砂糖、小豆、もち米」としなければならないのに、少なくとも2000年3月以降、「小豆、もち米、砂糖」と表示し続けていた。
若林農相は12日の閣議後記者会見で、「信用度の高い老舗のメーカーで、このようなことがあったのは、大変重大なことだと受け止めている」と述べた。
赤福は読売新聞の取材に対し「農水省の判断の内容をみて、今後の対応を検討し、会見などできちんと説明をしていきたい」としている。
■赤福
1707年創業で今年300周年を迎えた老舗和菓子メーカー。年間売上高は84億4500万円。主力商品の「赤福餅」は伊勢名物として全国的に有名。商品名は、真心を尽くすことで他人の幸せを喜ぶという意味の「赤心慶福」から名付けられた。
■赤福、販売自粛相次ぐ 製造日偽装で、キヨスクなど
和菓子の老舗「赤福」が自社商品の製造年月日などを偽って表示、販売していたとして農林水産省などの立ち入り調査を受けた問題で、三重県伊勢市の赤福本社には12日朝、全国の百貨店や販売店などから「赤福餅の販売を自粛する」との連絡が相次いだ。JR名古屋駅構内に31店舗の土産物店がある東海キヨスクは、全店舗で販売を中止した。
同市の本店や直営店は午前11時から店を閉めた。本店正面には「お詫(わ)び」として「諸般の事情により、当面の間、臨時休業させていただきます」との紙が張られた。
同社の村田正勝顧客・デザイン課長は、報道陣に対し、農水省と保健所から立ち入り調査があったことを認めたが、偽装表示については「結論が出ていないので、現時点では申し上げられない」と話すにとどまった。
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