2007.10.12 Friday 21:26
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ
年末年始商戦に影響も
「赤福」(三重県伊勢市)による製造日の偽装表示問題は、全国の百貨店で販売自粛が相次ぐなど、老舗和菓子メーカーのブランドに深刻な打撃を与えるのは必至だ。伊勢名物として全国的な知名度を誇る「赤福餅」の高いブランド力を築いてきた赤福は、地域の優良企業でもあるが、今回のイメージダウンによって、販売再開後も贈答用や土産物としては敬遠されるとみられ、経営への打撃も長期化する可能性が高い。
赤福の浜田典保社長は12日、伊勢市内で記者会見し、「今年ちょうど300年を迎え、11代目として、赤福餅一筋で作ってきた先輩方に申し訳ないと思う」と陳謝、2週間の生産自粛を表明した。
その上で「365日営業していて1日も休むことなく、やっていることに、自信を持っていたが、もう一度信頼を取り戻すよう全社一丸となって、取り組んで参ります」
と無念の表情を浮かべた。生産自粛期間中に再発防止策を徹底し、販売再開時期を探る方針だ。
ただ、かき入れ時となる秋の観光シーズンを控えたこの時期の生産自粛の影響は大きい。赤福餅の売り上げは、季節、曜日によって、「非常に変動がある」(浜田社長)のが特長だ。イメージダウンが年末年始商戦にも影響を与える可能性が高い。
1707年創業の赤福は、赤福餅が唯一の商品だが、過去5年間で売上高を約78億円から約91億円に伸ばしてきた。借入金にも依存しない堅実経営で知られ、老舗の看板を守ってきた。今回の販売自粛による当面の売り上げ減を乗り切る経営体力はあるとみられているが、偽装表示問題は、競争力の源となっているブランド力そのものが問われる事態だけに深刻だ。
「認識不足」を謝罪 解凍まで工程化
食品偽装が相次いで発覚する中で、お伊勢参りの土産物として全国的に知られる和菓子「赤福餅(もち)」の製造日が、30年以上にわたって偽装されていたことが明らかになった。
創業300年の老舗「赤福」(三重県伊勢市)の浜田典保社長(45)は12日午後、記者会見して「認識不足だった」と謝罪したが、消費者からは「裏切られた」と怒りの声が上がった。一方、東海地方のデパートや駅前の売店などは「赤福餅」を一斉に撤去した。
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