2007.10.12 Friday 21:26
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ
浜田社長は伊勢市内で記者会見し、偽装表示を認めたうえで、「認識不足だった。表示に対する考え方を改めたい」と頭を下げた。同社は同日、本店など直営21店舗の営業を中止するとともに、工場の操業も停止。農水省の改善命令を受けて、期限の11月12日までに改善計画を提出し、判断を仰いだうえで、再開したいとしている。
浜田社長らによると、赤福餅の一部は、箱に詰めた状態で、氷点下35度で急速冷凍し、通常は1週間、最大でも2週間以内に解凍する工程だった。解凍した商品は、箱の表に「謹製」の文字と、解凍日の入った印を押して出荷。解凍した商品は、再度冷凍しないように消費期限の後ろに「・」(ピリオド)を印字し、通常の商品と区別していたという。
浜田社長は「解凍までが一つの製造工程だと考えていた。(農水省指摘の)製造年月日という認識とは齟齬(そご)があった」と釈明した。
こうした工程は1973年、前社長の浜田益嗣(ますたね)会長(70)の了承のもとで始まったといい、浜田社長は「当時は生産態勢が貧弱で、欠品を出さないよう調整するためだった」と説明。ただ、出荷後に売れ残ったり、返品されたりした商品については、「冷解凍せずに、すべて焼却処分にしていた。再び商品として出ることは一切なかった」と強調した。
また、原材料の重量順の表示について、浜田社長は「うかつなミスだった」と述べ、一連の行為についても、「保健所ともやりとりし、食品衛生上は問題ないと考えてきた」としたが、今後は商品の冷凍や解凍をやめることを明らかにした。
□販売自粛相次ぐ
赤福本社には12日朝、全国の百貨店や販売店などから「赤福餅の販売を自粛する」との連絡が続々と入り、社員らが対応に追われた。
名古屋市内のデパートや売店などでは同日朝から、赤福餅の販売を自粛する店舗が相次いだ。JR名古屋駅構内に31店舗の土産物店がある東海キヨスクでは、全店舗で販売を中止。近鉄や名鉄なども駅構内などでの販売を取りやめた。
また、中部国際空港(愛知県常滑市)内の「セントレア銘品館」でも店頭から姿を消し、同空港広報グループの久保明義リーダーは「地元の名産品の中でも1、2を争う人気商品だが仕方がない」と困惑していた。
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