〜ブス魂とのたたかい方〜『たたかえ! ブス魂』(ペヤンヌマキ)
2013.09.26 Thursday 21:17
陽菜ひよ子
自分の半生を振り返ってみた。
image[130925busu1.jpg]ひよこじゃなかったのか・・・・って、突っ込みどころはそこじゃなくて!!なんかもう正直、痛かった思い出っていうか、人生そのものが痛かったです。ブスでデブで、コンプレックスの塊だったし、自分なんか何やったって駄目だって思ってたし。そのくせ、自己顕示欲だけは強いので、人から注目されたくて仕方なかったし、うらやましがられたくて、でも人がうらやむようなものは何一つ持っていなくて。
そんな私が、イラストレーターになったきっかけは、とある講座を受講したことだったのですが、そのとき、講師の方がおっしゃった言葉が、今も心に残っています。「人は、何か一つでも成功体験をもつと、その後大抵のことは、うまくいくようになるものだ」というような言葉でした。つまり、人に認められたという体験がないと、いつまで経っても、自分がダメだという気持ちから抜け出せずに、どんどん負のループになってしまうということ。
そこからいろいろあって、何とか負のループを抜け出すべく頑張って、今の私がいるわけですが、長くなりそうなので、またおいおいに。
昨日、こんな本を読みました。
image[130925busu2.jpg]たたかえ! ブス魂
すすす、すごいタイトル!!正直、子どもの頃から、自分はブスだと思い続け、ブスという言葉に恐怖心を持っていた者は、たとえ四十路を過ぎても、この言葉の持つ破壊力にはかなわないのです。レジでこの本を差し出しながら、「ああ、やっぱりブスだから、こういう本が気になるのね」と思われているのではと、一人ドキドキしながら(名古屋駅のジュンク堂は激混みで、いちいち客の買う本なんか、気にしてねーよ)勇気を振り絞って買ってきました!
著者のペヤンヌマキさんは、なんと女性でありながら、AV監督をしながら、女性だけの演劇ユニット「ブス会」を主宰するという異色な経歴の持ち主。マキさんも、学生時代は自分がブスなのでは?女としての魅力に欠けるのでは?と悶々と悩んでいたのだそうです。そんなマキさんが、AV業界に入ったことで、なぜか、どんどん自分のコンプレックス=ブス魂を克服できた、というお話。すごいでしょ?なんでって思うでしょ?
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