2009/03/24 Tue 09:43
陽菜ひよ子
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『かもめのジョナサン』原作。
「ほとんどのカモメが、飛ぶことに関して学ぶのは、いちばん単純な
事実だけだ。海岸から食べ物のあるところまで到達し、また戻ってくること」
ジョナサン・リビングストン・シーガルという名の風変わりな鳥を描いた
この寓話の中で、著者リチャード・バックは語る。
「たいていのカモメにとって、大切なのは飛ぶことではなく、食べることだ。
しかし、このカモメにとっては、食べることではなく、飛ぶこと自体が重要だった」
飛行は、まさにこの物語の意義を高める、象徴的行為である。この寓話に
込められた究極の意味は、たとえ、群れや仲間あるいは隣人から自分の野心は
危険だと思われても、より高尚な人生の目的を探求することは大切だ、
ということだ(われらが愛するジョナサンもある時点で、自分の群れから追放される)
妥協せず自分の気高い理想を守ることで、ジョナサンは、超越という究極の報酬を
得た。そして最後に愛と思いやりの真の意味を知るのである。
ラッセル・マンソンによる幻想的なカモメの写真が、この物語にふさわしいイラストと
なっている。ただし全体的なデザインは、多少時代遅れの感があるのは否めない。
(この作品の初版年度は1970年だった)しかしながらこの作品に流れる精神は
不朽であり、とりわけ、若者の心を惹きつけてやまない。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に
関連付けられています。
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