a・鳥・家だより(atelier-dayori)・vol.2

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Mさんの想い出。

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ずっと細かいイラストのラフや線を描いているので、たまには線のないイラスト。
イマイチだけど。練習あるのみ!


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2010年11月。季節感ない写真でスミマセン。
(撮影:宮田雄平 EOS Kiss X2)(帽子制作:陽菜ひよ子 2010年10月)
   
   
超長文です。   
     
2009年からAmebaで『ひよこだがね』という4コマ漫画ブログを始めたら、自分で言うのもなんだけど、一時期はすごい人気が出て、展示などのイベントに、ファンだっていう人が毎回すごい人数押しかけるようになった。
        



    
その中でも、Mさんという女性は、絵のイベントでポストカードをアホほど買ってくれただけでなく、帽子イベントをすれば、帽子の残ったのを数万円分ボンッと買い占めてくれたり、うちの近所に車でやってきては、食事をご馳走してくれながら、家にある帽子作品をやっぱりポンッと数万円分買い込んでいくような太っ腹な人だった。
      
それだけならば、とてもいい上得意さんで、ありがたい存在だったのだが、その人もブログを運営していて、私はそれを読むといつもモヤッとして、この人とは仲良くなれそうにないと感じていた。
そのMさんは、高学歴で、国家資格所有者で、高収入な女性だった。で、15歳くらい年下の東大卒の高収入な男性とお付き合いしていて、(Mさんは私より年上だったので、彼はうちのオットと同じ年)とにかく、学歴至上主義なのが、プンプン鼻についた。
   
案の定、Mさんのブログは、コメント欄が荒れることも多かったようで、何度か食事に誘われて出かけたときに、彼女はそんな話をしていた。

それよりなにより、銀座の一流の店の(いつも支払いは彼女持ち)おいしい食事の席で、彼女は胸が気持ち悪くなるような話を平気でするのだった。(そんなわけで、この先閲覧注意)



当時の彼女は45歳くらいだったのだけど、少し前に、その東大卒の彼氏との子供が死産だったという話をしていた。Mさんはバツイチで、彼氏と結婚する気はなく、また彼氏は高学歴だけど、Mさん曰くメンヘラで、まともに結婚できるような人ではないらしい。私も彼氏に会ったことがあるが、何と言うか不思議な人だった。けれど、Mさんは、とにかく東大卒の彼氏の優秀な種が欲しいらしくて、彼を説得して何度か人工授精して、数回妊娠にまでこぎつけたのだが、なかなか出産までは至らなかったようだ。
     
特に最後の妊娠では、多胎妊娠な上、超早産で、一人一人が小さかったそうで、Mさんは自分の財力でどうにかしようとしたのだけど、やはりかなわず・・・亡くなって行く様子などを、泣きながら語るのだった。で、最後には必ず、当時40歳くらいだった私に、45になったら、本当に妊娠は難しくなるから、今のうちに頑張った方がいいと、絡んでくるのだ。私はもう本当にそれが嫌で嫌で。
   
そもそも、妊娠や出産なんて、超個人的なことで、自分に出産経験があるとか様々な経験があるからと言って、他人にむやみに意見するべきではないと私は思っているのだけど、大して親しくもない人に限って、そういうこと言ってくるんだよね。もう最近私は面倒なので、自分から45歳ですって年齢を言ってしまうので、まず言われなくなって、心底ホッとしているのだ。
       
私にとっては、まったくかみ合わない感じのMさんだったけれど、彼女が言うには、年下彼氏だってことだけで(いや、うちはオットですけどねw)、ものすごい共通点だったようで、しょっちゅう連絡が来て、何だかんだと週一くらいで会ってたんちゃうか。その彼女は、かたくなに自分の個人情報をブログにさらすことを危惧していたんだけど、その理由が、彼女はかなりの有名人で、知り合いの数が半端ないからだという。なので、会うまで私は彼女はもしかして芸能人か何かかと思ってワクワクしてたんだけど、実際は普通の士業の方でした。いや、それくらいじゃ、個人名や住んでる地域のこととか書かなければ、個人特定なんかされないってばw
   
彼女以外にも、ファンですって言ってやって来ては、自分の超個人的な話をしてくる人って多くて、私はそんな付き合いに疲れてしまったんだよね。だから、FBはブログの読者からの友達申請は断るようにしているのです。かといって、ネット上のお付き合いが全部だめってわけではなくて、中には展示を見に来てくれて話すうちに、本当にお友達になった人も何人かいるし、ブログ以前から、15年くらい付き合ってる友達もいる。もちろん、すべては実際に会ってから始まるのは同じだけどね。
   
その15年付き合ってる友達Kちゃんの勧めで、2012年からiPhoneアプリのmy365と言うのを始めて、そこにあげたイラストのおかげで、私はどんどん仕事に結びついているのだけど、私に勧めてくれた彼女は、ずいぶん前にmy365をやめてしまっていた。理由を聞くと、古い記事のコメント欄に、すっごい重い人生相談などが寄せられるようになり、困り切ってしまったのだということ。ああ、いずこも同じ。
   
話はMさんに戻るけれど、私は2011年に名古屋に引っ越すのを機に、Mさんとも連絡を絶つことにしたのだけど、Mさんは一時期別れていた彼氏とよりを戻したようで、意味ありげなメールをよこしたが、私はまったく興味が無く、無視したまま終わり。金銭的には本当にお世話になったのに、なんて自分は冷たいんだと思うけどね。私はパトロンをもって画家生活は出来ないわぁ、としみじみ思った。
    
長くなったけど、写真は、Mさんのお宅にあるホールでイベントをして、私の帽子とオットの写真を飾りたいというので貸し出して、見に行った時のモノ(2010年当時は私はイラストの活動はほとんどしていなくて、帽子の方に力を入れていた)。何かもの凄い大イベントみたいにMさんは言っていたが、行ってみると、村の寄合に近い感じのものだった。地域の名士であるには違いないのだろうけれど。いろんな意味で、痛々しい女性だった。今頃どうしてるんだろうなー。
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