a・鳥・家だより(atelier-dayori)・vol.2

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三年ぶりの上野の森。

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ネコを飼ったら、ムウと名付けてしまいそうです。(ほげちゃんに出てくるネコの名前)

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昨夜飲んだワイン。お気に入りのと同じシリーズだけど、コレはイマイチ。
何か不思議な味だった。古いのか?というような・・・w

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朝はパンを買うだけでも結構な金額が行くので、いっそコーヒーショップに行っては
どうか?ということで、ひさびさタリーズ。こんなかわいい子に会えた。

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今日はまず写真美術館へ。時間の関係で副長はあきらめ、ジャコメッリと
ブルーメンフェルドのみを鑑賞。

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いいところにジャコメッリがなかったので、ここで写真撮ったけど
もう断然ジャコメッリ、よかった!
ブルーメンフェルドも楽しかったけど、ジャコメッリは強烈過ぎた。
写真をまるでホラー映画を見るように、怖い怖い言いながら見たのは初めて。
グロテスクなモノは何も映ってないのに、禍々しい程の死の匂い。
それにしても、イタリアはどこを切り取っても絵になるし、どこを切り取っても
何と無く不気味なのだ。

結局タリーズのサンドイッチでは足りず(まぁ朝食だし)、恵比寿でランチ。
とはいえ、そんなおしゃれなものではなく・・・


ここで、彼と別れ、彼は展示会場へ、私は東京駅へ。

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東京駅のギャラリーで木村荘八展を見た。
絵はもうホント素晴らしかった。
荘八さんの評価としては、永井荷風の代表作『濹東綺譚』(朝日新聞連載)などを
はじめとする挿絵や線画の方なんだけど、荘八さん本人は、油彩こそ自分の本業と
決めていて、晩年も毎日自室の窓から見える景色を描き続けていたという・・・

鍛錬だよなぁ。自分はコレと決めたモノが評価を受けないと、人は簡単にひよって
評価された方につい定めてしまいがちだけれど、イヤ自分はそうじゃないと
とにかく上達あるのみと努力し続けたのが素晴らしい。

それと、この人の家族が面白い。お父さんの初代荘平さんは、牛鍋屋チェーンの社長で
お妾さんが何人もいるのだけど、息子だけで13人いたそうで、みな荘の字がついて、
荘十二という人は映画監督だったり、作家も何人も出ているようだ。
息子たちの処遇には本妻も妾もなしで、仲がよかった様子が伝わってきて
きっと父は豪胆な人だったのだろうなぁと想像する。

長兄の二代目荘平さんというのも、作家の誰か(川端康成か?)に
「江戸ッ子を絵にかいたような人はほかに見たことがない」
と言われるほどだったそうで、宵越の金は持たない、人のいい遊び人だったそうだ。

粋だねぇ。

東京駅のギャラリーは、改装前には来たことがなかったので、初めて。
すごく素敵だと聞いていたけど、前と比べられなくて残念。
昔のステーションホテルには泊まったことがあるので、なんとなく想像。

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上野の森親子フェスタの偕成社さんのブースにて、ほげちゃんにサインいただいた♡
見えにくいですが、ほげちゃんの頭の上にひよこを描いて下さった〜るん♪

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でっかいほげちゃん、かわゆし。


この後ホテルに戻って、仕事しようとしたら、疲れていたらしく
寝てしまった・・・・


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夜は大戸屋へ。
ニューメニューを試す(と言ってもひさびさだったけど)
私のはバジル風味のチキンサラダとかいうので、オットのはなんとツボダイ!
つくねとかいろいろ迷ったけど、やっぱツボダイにして正解〜
むっちゃくちゃおいしかった!私のチキンは大人気で、隣の人も後ろの人も食べてたw

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そしてプリン!これ、おいしいーーーー!!190円は安いっ
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