a・鳥・家だより(atelier-dayori)・vol.2

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宮沢賢治とフォトレーション。

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ニンゲン並みにでっかいわんこがやってきて、犬と人でいっぱいになったギャラリー。

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展示最終日は、バタバタになりそうな予感と共にミヤケンの打ち合わせで神保町へ。
神保町って今まで大通りしか行ったことなかったんだけど、一歩裏道に入ると、何とも
うらびれてステキなのね。
体調イマイチだが頑張って会場に向かったオットも連れてきたかったと思う。

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海津さんは不思議な人でその不思議で文学的な雰囲気に神保町のこのギャラリーは
ぴったりだった。ここ昔はアパートだったのかな、と中を探検する古夜さん。

最初は海津さんの個展会場でイロイロ話し合いをしていたのですが
人数が増えていっぱいになってしまったので喫茶店へ移動。

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文学座?とかいう喫茶店。壁画が木戸真亜子さん作らしい。みんなよく知ってるなぁ。
海苔がはさんであるというクロックムッシュが大人気で8人中5人も注文したのだが
何と品切れで(おそらく海苔がなかったと思われる)私はオープンサンドにした。
カフェオレたっぷりでおいしかったけど、ブレンドのカップの方がかわいかった。↓
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トリモノだ!!

食べながら自己紹介したり話が脱線しまくったりして、あんまり話は進まなかったのだけど
14時すぎたので、外苑前に向かうことに。
まぁ、和気あいあいと顔合わせがすんだということで良かったかな。

古夜さんはミヤケンのDMを私に指定してくださったわけなんだけど
私がフォトレーションのことを恐る恐る話すと
「いいじゃないですか。素晴らしいです。新しいことをするのはすごくいいですよ」
と言ってくれて、DMもフォトレーションでOKしてくれたのだった。うれしいっ。

私の絵のこともすごくいいと言って下さって、古夜さんほどの人にそんな風に
言っていただけるなんて、天にも昇るひよこ(ぶた?)。

ギャラリーに戻ると、犬連れの植草夫妻やくらげちゃんとオトモダチ
それから正子さんも来てくれて、大盛り上がりだった。

16時半過ぎに潮が引くように人が帰って行き、17時になり搬出。
そして休む間もなく搬入作業へ。

どうなる事かと思ったけど、無事に搬入終了!
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額に入ると何とか形になりましたね、とM女史に言うと
「いいですよー」
と言われてホッとする。
次は7月の寺子屋ですね、と言ってギャラリーを後にする。

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そして、植草夫妻と青山のおされなカフェで軽い夕食。
名古屋に帰った経緯とかいろいろ話して、いやー3年ぶりの再会。

そういえば、古夜さんと一緒だったご当地展も植草さんと一緒だった着物展も
どちらも2010年。私の中でどっか2010年で時間が止まってたところがあるよねぇ。

あの頃は中途半端に絵を頑張ってるようで、実は全然頑張ってなかったなぁ。
それなのに大阪に遠征したりして・・・オットには申し訳なかったと思う。
今は何か符に落ちた感じで絵をかけている。

M女史とも話してたんだけど、精神的にダメだったときは絵や写真が
心のよりどころで、それが生きて行くのに必要だったのだけど
今はあるべき場所にあるべき姿で自分がいられるので、なくても平気なんだけど
でも描いてるし撮ってるんだな、という話。

とにかく絵を描くと言うことは素晴らしいことなのだ。
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