a・鳥・家だより(atelier-dayori)・vol.2

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夢のあとさき。

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そういえば、昨日書き忘れたのだけど、昨日、朝の5時に起きて
オットを送り出してから、布団でうとうとしてる時に
とってもいやな夢を見たのだった。

カメラを持った夫が、そのまま後ろに倒れ込み
「ひよこちゃん、ごめんね・・・」
と言いながら、たぶん、死んでいく夢・・・

車で早朝から出かけて行ったので、ドキドキしてメールしたら
なかなか返事が返って来ない。
しばらくして、寝てたーと返事。

運転手は別の人だから、その人を信頼するしかない。
今日も、帰りの天気が大荒れだったのもあって、講演の最中は運転手には
眠っていてもらったのだそうだ。

そんなわけで、無事に帰ってきた彼に、夢の話をした。

彼が私より先に死ぬ時はやっぱり
「ごめんね」
って言うのだろうね、と二人で話す。

「ひよこちゃんも、ごめんね、じゃないのかな?」
と彼は言うのだけど、そうなのかなー。

彼が思うほど、私は自分が死んで彼に与えるダメージが大きいとは
思ってないからかな―。
「元気でね」
って言うかもしれないな。

私たちの年齢差9歳は、男女の平均寿命の差に限りなく近いので
お互いが平均寿命まで生きれば、ほぼ一緒に死んでいける可能性はある。
けれど、一日でも1時間でもずれれば、どちらかが相手を見送ることになる。

そうなったときのことを考えても仕方がないのだけど
お互いの心が変わる不安など一つも感じてないのだけど
最後のその時まで一緒に居られたとしても、やっぱり別れは避けられない。

どんな間柄でも、やっぱりどこか、ヒトとヒトのつながりって切ないものだ。
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