【絵本】『プーのたのしいパーティー』『カナリアのシスリーB』『かいじゅうのこんだて』



『プーのたのしいパーティー』A.A.ミルン・作/E.H.シェパード・絵/石井桃子・訳

クマのプーさんシリーズ・8

大好きなクマのプーさんシリーズの中でも
お気に入りのパーティー編。

クリストファー・ロビンが、プーのために
慰労会を開くことにします。

イーヨーが、自分のための会と勘違いして
挨拶を始めちゃったり。
それでもそんなこと、全然気にしないプーは
みんなに愛されています。

シリーズで読むと、ほのぼの気分満喫です。


他にシリーズで好きなもの




これがあの有名な穴から出られなくなったプーww
なんと、出るのに一週間かかってるんですね。





『カナリアのシスリーB』ターシャ・テューダー・作・絵/ないとうりえこ・訳

ニューイングランドの厳しい自然の中で
楽園と呼ばれる庭づくりをして
昔ながらの生活を送っていたターシャ。

最初はターシャの昔風の生活を理解し
守ろうとしていた夫も去って行きますが
それでも、その生活を貫いたターシャ。

本当に意思の強い人だったのでしょう。
この展示のときにも
とにかく、この忙しさの中で、よくぞこれだけの
クラフトを制作できたモノだと感心したものでした。

その時に原画を見られたのは、今となっては貴重です。

そんなターシャの生活を知ると、さらに
絵本の世界も広がります。

カナリアがつがいになって、卵を人形の家で産みます。
人形のバスタブは、ヒナを育てる巣にぴったり。

やがて、どんどん鳥は増えていき・・・

なんて夢のある作品でしょう。
こんな幼少時代を送ることのできる子供は幸せですね。




『かいじゅうのこんだて』中川ひろたか・作/村上康成・絵

大人気、中川ひろたか×村上康成コンビが贈る
言葉遊び絵本、これも最高に面白い!!

食いしん坊の恐竜が、毎時間いろんなものを
食べていきます。

1時にいちじく、2時にニンジン、と、それが全部
時間にひっかけているんです。

最後のほうは食べ物ではなくなって行って・・・
それもうまくておもしろい!!

大人が読んでもこんなに楽しいんだから
子供はきっともっともっと楽しいと思います。


June 09, 2010


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