ガレとジャポニズム

080406galle1.jpg080406galle01.jpgサントリー美術館に、ガレとジャポニズムを見に行きました。
先日のロートレック展に続き、二度目のサントリー美術館。

ロートレック展では赤や青の内装が華やかでしたが、今回は黒でシックにまとめられた中に陳列されたガラスケースが、それだけでも美しく、静謐な美しさを感じました。

ガレの展示と言えば、実はもうわたしは何度も脚を運んで、彼の「間違ってナンシーに生まれてしまった日本人」と言われる所以なども、もうすっかり身に染み付いているのですが、今回の展示の素敵なところは、今までガレが日本のモチーフに大きな影響を受けているとはされていながらも
「いったいどれに?」
と言う疑問を、全部解決しながら鑑賞できるという点です。

今回の発見は、ガレのモチーフに蜻蛉が多いと言うこと。
「カゲロウ?」
と読んでしまいました。トンボでした。

カゲロウも出てきて、蜉蝣だよーと、笑われましたが、今変換してみて、カゲロウは、蜻蛉と書く・・・書くじゃん!!

ありえない!トンボとカゲロウが同じ漢字だなんて!

知ってます?古代のトンボは人間より大きかったんですよ。上野の科学博物館で模型見るとぶっ飛びますよ。目玉がでかくて、超怖いですよ。

それと、あの弱弱しいカゲロウが、同じ漢字だなんて〜〜〜!!

てか、間違って無いじゃん、わたし!!    


            


080406galle2.jpg実はこの展示、ものすごく混んでいると聞いていて、戦々恐々としながら出かけたんですが、午後2時ごろ到着しても、それほどストレスを感じることなく鑑賞できました。

この日4月6日(日)はいろんな展示の最終日だったので、(上野のルーブル展とか。→わたしは行きませんでした。チャイナペイントをやっていた頃は、嫌と言うほど見たので)みんなそっちに流れたのかな。
わたしが先週見に行ったカバコフやその前の週の永井荷風も、みんなこの日が最終日でした。

うー。どうか重ねないで欲しい!って、早めに行けばいいのでしょうが。見たいものが多すぎて、会期終了の近いものを優先すると、どうしてもギリギリになってしまうのですよ。

この日も本当は梯子して、国立新美術館のモディリアーニも見るつもりが、のんびり出かけてしまい、時間が・・・・その代わり、のんびり名残の桜を見られましたけどね。素敵なイベントの中で、のんびりしてきました。

いいところだなぁ、六本木。


サントリー美術館『ガレとジャポニズム』

19世紀後半、海を越えヨーロッパに渡った日本の美術品は、ジャポニスムと呼ばれるブームを巻き起こしました。日本の美は、その土地の美術や文化に取り入れられ、絵画、彫刻、陶磁器、ガラス、そして建築など、多様なジャンルに影響を及ぼしました。

フランス・アール・ヌーヴォー期を代表する芸術家エミール・ガレ(1846-1904)は、そんな時代に、ナンシーでガラスと陶器の創作活動を開始したのです。ガレが手がけたガラス、陶器、そして家具には、さまざまな形で日本美術との結びつきが見受けられます。

多くの芸術家たちがそうだったように、彼もまた、当初は表面的なモチーフの転用から出発しました。しかし、ガレに与えた影響は、日本の美意識への理解が深まるとともに次第に深化しつつ、彼独自の芸術性を確立する上で、重要な一端を担うことになったのです。

その姿は、当時の批評家をして「ナンシーで日本人として生まれた運命のいたずらを、祝福してあげようではないか。」と言わしめるほどでした。

本展では、ガレにみられるジャポニスムの変遷を、国内外のガレ作品他、約140件の作品で紹介する試みです。また、30年余にわたるガレの名品を見ることによって、ものの真髄を赤裸々なまでに表現する、ガレ芸術の醍醐味を味わっていただければ幸いです。
会場:港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンサイド(総合受付)
   ガレリア3階
会期:2008年3月20日(木・祝)〜5月11日(日)
開館時間:〔日・月・祝日〕10時〜18時 〔水〜土〕10時〜20時
     ※ただし4/28、5/3、5/4、5/5は20時まで
     ※いずれも最終入館は閉館30分前まで
休館日:火曜日(ただし4/29、5/6は開館)、4/30、5/7
入館料:当日 一般1,300円、大・高校生1,000円、中学生以下無料
(前売券 一般1,200円、大・高校生900円)
チケットぴあ:Pコード687-692(前売券)、687-693(当日券)
ローソンチケット:Lコード33628(前売・当日券共通)
※団体割引は20名様より

主催:サントリー美術館、朝日新聞社
後援:フランス大使館、フランス政府観光局 ※日仏交流150周年事業
協力:日本航空


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