井の頭公園の桜と素敵なおまけ

080405inokashira00.jpg4月5日(土)五味太郎さんの絵の展示を見に吉祥寺まで出たので、井の頭公園に少し遅めのお花見に行きました。

東京の桜はすでに散り始め。
それでもぽかぽかと暖かい日差しを浴びながら、まだまだみんな元気に盛り上がっていましたよ。

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Polaroid a520で撮影
井の頭公園らしい写真。ボートは並んでました。白鳥よいなぁ。
散る花びらも美しく。
    

            


080405inokashira02.jpg080405inokashira04b.jpgこの際花がなくてもいいのですね(笑)
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椿が美しかったので思わず激写。しかし、同じ個体なのにカメラが違うと、色がホントに違いますねー。

左の花と同じカメラで撮ったもの。

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色鮮やかな鳥居の前で。わたしもこの春一番華やかな格好かも。花だらけ。




            




初めての井の頭公園と言うことと、美術館のある北口から行ったせいで、道に迷ってしまいました。
しかしそのおかげですごいハプニングがっ。

080405guwashi1.jpg080405guwashi2.jpgこれ、一目で誰の家かわかっちゃいましたよ。



そう、近隣住民から非難ごうごう浴びているあの方のおうち。
でも、かわいくありません?



着々と竣工の日が近づいていそうな外観ですけど。




顔もかわいい。あの恐怖顔だったら嫌ですけど(笑)


年配のご夫婦と写真を撮り合ったのですが、その方たちから
「なかなかいいと思うんですけどねぇ。ダメなんですかね?」
と逆に聞かれちゃいました。


しかしこのあたり豪邸が多くて、そりゃ汚されたっていうような気持ちになっちゃう人もいるんでしょうね。


まぁいいもん見れて、わたしたちはラッキーでしたが。うふふん。





◇後日談◇
赤白ストライプ邸、調和乱すとまでは…楳図かずおさん勝訴
(2009年1月28日19時07分 読売新聞)
漫画家の楳図かずおさん(72)が東京都武蔵野市内に新築した、自宅の赤白のストライプの外壁を巡り、近隣住民2人が
「閑静な住宅街の景観が破壊される」
などとして、楳図さんに外壁の撤去や損害賠償などを求めた訴訟の判決が、28日、東京地裁であった。

畠山稔裁判長は、現地の住宅街の景観は法的保護の対象にならないとして請求を棄却した。
また、仮に法的保護の対象となるとしても、楳図さんの自宅は
「景観の調和を乱すとまでは認められない」
と述べた。

楳図さんの自宅は昨年3月、井の頭公園に近い住宅街に完成。
外壁は、楳図さんのトレードマークとされる赤白のストライプ模様を基調とし、屋根には赤い円塔がついている。

判決は、現地周辺には、外壁の色に関する法規制がないことや、他にも黒や青など様々な色の建物があることなどから、住民が景観を享受する利益(景観利益)を侵すことにはならない。と判断した。楳図さんの自宅については
「原告に不快感を抱かせるとしても、平穏に生活する権利を侵害するとは言えない」
と述べた。

この日、出廷した楳図さんは判決後
「近所の方には気を配りながら生活させていただき、時間をかけて解決につながれば」
と話した。原告らは代理人を通じて
「主張が認められず誠に残念。判決内容を検討した上、控訴するかどうか決めたい」
とコメントした。

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家の前には真っ赤な丸形ポストも!昭和を感じますなぁ。

今度は全面ウンコ型の家建設だ…楳図かずおブチ上げ
(ZAKZAK 2009/01/29)
裁判を終えた楳図さんは28日夕、ライトアップされた「まことちゃんハウス」に凱旋。
上機嫌の楳図さんを直撃すると
「ディズニーランドじゃないけれど、『楳図ランド』を作りたい」
と驚きのプランを明かした。


楳図さんはこれまで、「まことちゃんハウス」以外にも様々な建築物のデザインを手がけてきた。1994年に東京・水道橋の後楽園ゆうえんち(当時)、95年には大分県の城島後楽園ゆうえんちで、おばけ屋敷をプロデュース。
昨年4月には大阪の不動産管理会社の依頼でテーマパークマンション「楳図かずおの紅白の部屋」(大阪・西区)を完成させている。


「土地とおカネさえあればいくらでもやりたい」と第2、第3の「まことちゃんハウス」建築に意欲を見せる楳図さんは、その壮大な計画の一端を次のように語る。


「実は、まだまだ納得できる本当のまことちゃんハウスは作れていないんです。たとえば、僕が『14歳』(小学館)という漫画で描いた近未来の建物も作ってみたい。全面ウンコ型の家もいい。子供目線で楽しめる、ユーモアのある家がいいですね」


 完成の暁には、また一悶着起きそうだ。


【周辺住民は花見客とのトラブル危惧】
一方、“敗訴”した住民側は「控訴も含め検討する」とあくまで戦う姿勢を崩していない。


ただ、裁判に関与しない周辺住民の多くからは「気にならない」との声がもっぱら。近くに住む主婦(50)は
「ここ以外にも派手なデザインの家は結構あります。最近まで近くに住んでいた俳優、萩原流行さんの自宅は壁面が全部グリーンでそうとう目立っていましたし…」
と言う。


「大騒ぎしているのは一部の人とマスコミ」(別の住民)というのが実情。むしろ、住人の危惧は別にあるようだ。


「昨年の春ごろ、お花見帰りで酔った若者の集団が楳図さんのお宅を冷やかしに来て近所とトラブルになったことがある。今年の花見シーズンにも同じようなことがあると困りますね」(前出の主婦)


「まことちゃんハウス」をめぐる騒動はまだ収まりそうにない。


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