トリモノ帖

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神話伝説の鳥図鑑・その7『鳳凰(ほうおう)』

08040510000Yen-Phoenix.jpg鳳凰(ほうおう、Fènghuáng)は、中国の伝説の鳥。
孔雀に似ている。
瑞獣 ※のひとつで、徳の高い王者による平安な治世か
優れた人物が生まれると姿を現す五色の霊鳥。
(※瑞獣(ずいじゅう)・古代中国で、良いことの
前兆として姿を現すとされる動物のこと。)
麒麟・霊亀・応龍とともに「四霊」と呼ばれる。

2004年から発行されている新一万円札の裏面を
飾っている宇治平等院鳳凰堂の鳳凰。
    
   
鳳凰と言えばやっぱりフェニックスのイメージ。
しかし、わたしの中の鳳凰は、鶴のような孔雀のような線の細い鳥。
決して猛禽類じゃありません。やっぱりそれは、平等院の屋根の上に
鎮座するあのイメージから来ているのでしょうか。

・背丈:4〜5尺
・容姿:前は麟、後は鹿、頸は蛇、背は亀、頷は燕、嘴は鶏。
   五色絢爛な色彩で、声は五音を発するとされる。
・食物:霊泉を飲み、竹の実を食物とする。
・習慣:梧桐(アオギリ)の木にしか止まらない。

・鳳凰の異名:鳥王、雲作、雲雀、凰、叶律郎、火離、五霊、
       仁智禽、神鳥、仁鳥、聖禽、丹山隠者、長離、
       鳳、朋、明丘居士、鸞、霊鳥などがある。

・鳳凰は朱雀と同一視されることもある。
・またその形態から、インド神話の神・聖鳥ガルダ(迦楼羅)との類似が
 指摘されている。
・鳳凰とフェニックスは、東西の聖なる鳥の代表としてよく混同されるが、
 以下のような違いがある。
 ○形態・鳳凰=孔雀に似ており、そのルーツはインドにある。
     フェニックス=ルーツはエジプトで、形態は猛禽類に近い。
 ○生殖・鳳凰=雌雄の別があり卵を産む。
     フェニックス=単性(雄のみ)生殖をするとされている。

2008/04/06 Sun
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