Chapeaux du Poussin (シャポー・ド・プーサン)

ひよこの帽子屋さん

Copyright(c)2008-2018 Chapeaux du Poussin All right reserved
<< ハートのお帽子 :: main :: 赤くて丸いターバンと着物でレトロに >>

【ひよこ通信 #31】『ちょっとフォーマルな席で』

100114kamishibai_kuro_meise.jpg090328kamishibai17.jpgこれは2009年3月の
「紙芝居塾修了式」
で着たもの。

「めちゃかわいいっ」
と大好評でした。
着物も羽織も銘仙。

銘仙とは、群馬県の伊勢崎や
足利あたりが発祥の
平織りの絹織物の総称。

高級素材には向かない、
くず糸を使った普段着から
のちに丈夫な糸で織られるようになったもの。

活動的になった女性たちに受け入れられ
大正時代には人気が爆発。
最初は女中さんたちの着物だったのが
やがておしゃれ義も作られるように。
当時、10年で1億着もの銘仙が売られたんだそう。

最初はジミだった銘仙。
だんだんと大胆な柄が作られるようになり
それが今も大人気。

特にこの赤い長羽織は、人気のバラ模様。
たまたま、川越の骨董屋さんで、何の予備知識もなかった3年前に見つけたもの。

コレは奇跡のお買い物と、仲間内で言われてます。

着物に合う帽子ってどんなの?
着物自体がシルクが多いので、やっぱり艶感があるもの。
ちょっとフォーマル感のあるものがいいのかな、と思い、このサテンのトークを選択。
お気に入りの着物と羽織に、花を添えてくれたと満足しています。
edit