バスキング in ジャパン vol.1 土門秀明 from ロンドン〜地下鉄のギタリスト

暇な朝(2007.12.29 Saturday)

実家のわたし。
昨夜は22時消灯で、4時から朝ご飯の支度をする音で目覚めた朝。出勤する義兄を見送り、姉は二度寝しに部屋へ戻り。パソコンもないので暇です。
独り妄想でいくらでも時間をつぶせる(危ない)人間なので、退屈ではないのですが。

この「暇」と言う感覚を、久しぶりに楽しんでみたいものです。


              


071225domon00dm.jpg071225domon04.jpg2007年12月25日(火)渋谷Q-AXシネマビルにて。一時帰国中の『地下鉄のギタリスト』こと土門秀明さんのライブが行われました。
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最初は大型スクリーンに映し出された実際の地下鉄でのバスキングの様子を解説。
今年バスキングはスポンサーが代わって、ブースなどのデザインも一新。カラフルな耳たちは愛らしく、日本人には考え付かない色使いだよね、と言い合っておりました。
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土門さんはバスカーの中でもギタリストですが、バスカーには、いろんな楽器を演奏する人がいます。

第一部が終わり、第二部の演奏を聴きながらのパーティーまでの間、友人の編集者Mさんが、10円入れたのに、ガムが出ないと言うのだけど、彼女もわたしも、それ以上の10円玉がなく
「こうなったらこれしかないっ」
と、ガタガタと揺らしてみたら、本当に出てきたっ!!
「ヒナちゃんすごいっ!」
そりゃもう、テレビが見れなくなったら叩くように、壊れたら、揺らすのは基本でしょ。えっへん。

071225domon06.jpg土門さんと新宿で演奏をしている音更Kentaさんとの競演。土門さんは『Let it be』を熱唱。普段は英語が苦手だから、と演奏のみの土門さんですが、歌もとってもよかったです。もっと聴きたいです。

この日購入されたと言う50万円ほどのギターとともに。ちょこっと触らせてもらっちゃいました。ええ音でした。

この写真、なんとなくクリスマスっぽいカラーでございますね。
それにしても楽しいイベントでした。

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どんどん露出が激しくなるわたし。いい加減このくらいにしておかねば。今年前半の写真には、まだまだぼかしが入っていたのに。年明けにはこのブログもお引越しを考えているので、そうなったら、こんな露出も少しは控えようと思ってます。


「地下鉄のギタリスト」土門秀明
世の中に、読むべき本、読んでおくべき本というのは、数多くあると思う。
けれど、心から「出逢えてよかった」と思える本は、それほど多くない。

そしてこの本は、わたしにとって、心から「出逢えてよかった」「この本に出逢わせてくれた人に感謝したい」と思える本なのだ。

手元において、何度も何度も繰り返し読み返したい、宝物のような本。この本を書いてくれた著者の土門さん、世に出してくれた、関係者の皆さんに、心から感謝したいほど。

ご本人の言葉
「音楽が好きな人、イギリスやロンドンが好きな人、楽器をやってる人ならきっと楽しんでもらえる本です」

たとえこの三つに当てはまらなくても
「人間が好きな人」
ならば、絶対この本はココロの琴線に触れるはず。

   
              


071225domon04b.jpg071225domon01b.jpg2007年12月25日渋谷でのクリスマスイベントでの著者・土門さん。(一時帰国中)ご本人のリクエストに応えて、下からのアングルで。長い脚がますます長く(笑)
    
土門さんとわたし。「ギターないとただのおっさん」とご本人は謙遜なさいますが、ごらんの通り背の高いナイスガイでございます。

出版社/著者からの内容紹介
理由あってイギリスに単身渡り、英語がまったく出来ず、仕事にも就けない
30過ぎのおっさんが、ロンドン市公認の地下鉄バスカー(楽器演奏者)の
オーディションに挑戦。とっさの閃きで「与作」を演奏し、合格してしまう。

その後、地下鉄でビートルズやクラプトンを毎日演奏、収入源は通行人の
チップのみという、厳しい状況下にもかかわらず、本人は結構ロンドン生活を
エンジョイしていく。

その時々に、世界各国からやって来た愉快なミュージシャンや数十年も
地下鉄で演奏している先輩ミュージシャン、心優しい駅の利用客や
いじわるな駅長、スリや浮浪者、薬物中毒者、両腕にリストカット痕のある
金髪美女、慈悲深い盲目の老人、子供を抱いて物乞いする移民女性、などなど...
いろいろな人に出会い、体験し、気づき、感化されていく様を日記形式で
綴っている。

そしてそれら全ては、筆者が体験した実話である。
アフタヌーンティー体験や最新クラブ巡りなどとは、ほど遠い、
現在の本当の意味での裏ロンドン(アンダーグラウンド)を映し出した一冊
と言えよう。
2005年7月7日におこった「ロンドン地下鉄同時爆破テロ」

そして驚いたことに、今現在も彼は、ロンドン地下鉄において
「魂のバスキング」を敢行している。

内容(「BOOK」データベースより)
今日はチップはいらない。みんなのために歌うよ。
ロンドン地下鉄同時爆破テロ翌日。Buskerたちは歌い続けた。
その中に、ひとりの日本人がいた。
ロンドン公認の地下鉄アーティストによる魂のバスキング。
日本が知らないイギリス音楽シーンの裏側がここにある。

商品の詳細
単行本: 255ページ
出版社: 水曜社 (2006/02)
ISBN-10: 4880651583
ISBN-13: 978-4880651583
発売日: 2006/02
商品の寸法: 18.2 x 11.8 x 2.2 cm
おすすめ度: ★★★★★ (9件のカスタマーレビュー)


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