窯のゆくえ

いろいろと、うれしいことが続いて、忙しいのもうれしい悲鳴、という毎日なのだけど、うれしくない忙しさというのもあって、12月中に引っ越しを決めている私は、自分がため込んだ荷物の多さに、ため息をつく毎日なのだ。

我が家には、陶芸用の窯があって、それが引っ越しに、ものすごい邪魔になっている。¥30万以上も出して買ったもので、まだまだ使えるので、捨ててしまうのももったいないと、方々声をかけたのだが、私の窯は大きく、工事も電気料金の変更も必要なので、東京の住宅事情ではなかなか引き取り手がなく、仕方なく以前住んでいた関西の友人に電話をした。

送料だけ持ってもらえれば、代金はいらないので、なんて、これは父の形見のようなものなので、本当に申し訳ないのだけど、どうしようもないのだった。母が「捨て魔」のお陰で「そんなもの、邪魔だから処分しなさい!」とキッパリ言ってくれたお陰で、踏ん切りがついたのだった。

街で、すれ違い様に、若い女性が「12月ってあっという間だよね。気づくともう20日になってる」などと、恐ろしいことを言っていた。とりあえず、ジムを11月で退会してきた。これで12月は仕事と引っ越しに専念できる。


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