最近気付いたのだけど、どうやらわたしは、軽く「鉄」がはいってるらしい。別にレバーなどを食べまくっているわけではない。(ううう。ベタ過ぎ。)そう、テツコなのだ。『鉄道マニア(*注)』の女版。
テーマソングは
♪るーるる・るるる・るーるる・るるる・るるるるるーるる
(『徹子の部屋』風に)(→テツコ違いですね。てかベタ過ぎだってば。。。)
ロマンスカーで箱根に行く、というシチュエーションに、とてつもない憧れを長年抱いて来ていて、いざ乗ったときの私の興奮ぶりと言ったらなく、わざわざロマンスカーの紙コップでお茶を飲みながら記念撮影なんぞしてしまったほどなのだ。
そういえば、今すんでる場所が好きなのは、割と近くに都電が走っているからなのかも。
以前千葉の船橋に住んでいた頃には、本千葉(千葉駅の一つ隣の駅。千葉駅までが総武線で、この駅からは外房線or内房線となる)に行くたび、JR一本で船橋に帰る事が出来るのに、わざわざモノレールに乗ったりもした。今更ながらわたしってテツコ・・・・ああああ。納得。
*注「Wikipedia」によると、鉄道マニアという言葉は卑称・蔑称と
されていますが、同じく本文中にあるように
「特に他者に対して差別意識なしにこの語を使用する人も多く、
このため必ずしも「蔑称」とは言い切れない面がある」
というニュアンスを込めて使用しております。
箱根は、そんなわたしの「テツコ」な部分を思いっきりくすぐり、満足させてくれる場所だった。
箱根登山鉄道。湯本から強羅まで40分。運転手さんと車掌さんが入れ替わっては、進んだり戻ったりしながら進む。
(急勾配すぎて一気には上れないのだ)
雪の中を行く登山鉄道は何となくレトロでいい感じ。
たまに「イノシシに注意」などという看板もあったりして。
ケーブルカー。これものんびりしていい感じ。思わず記念撮影。見よこのテツコの満足げな微笑みを。
ロープウェイからの眺め。この大の字の写真ばっか何枚撮った事か!
これは・・・ちょっと「テツコ」的には違うかなぁ(笑)
泊まったホテルに展示されてたかっこいい外車(死語)MG。
フロントのガラスの(たぶん)鷹の頭は、ルネ・ラリック製。
ところで、今度箱根に行ったら、ルネ・ラリック美術館に絶対行きたいのだ!
なぜならここには、ラリックのガラスで装飾されたオリエント急行の車内が再現されていて、説明を受けながらお茶したりできるんだそーなのだ。
もうもうもう、テツコ的にははぁはぁ言っちゃうくらい興奮ものの企画だったんだけど、もうテツコったら、ホントは今回行きたかったのにぃ。ちょっと遠慮しちゃったのぉ。(微妙なオネエキャラ)(というのは嘘で、単にスケジュールが合わなかっただけ)
てか一生に一度はやっぱり乗ってみたい。本物のオリエント急行。気分はクリスティ?名探偵ポアロ?
(実は私はクリスティの作品はほぼ全部読んでいて、その中で最高に好きなのが、この『オリエント急行殺人事件』なのだった。)
3月には新しいロマンスカーの車両もデビューだしねっ(ふふふ)何度行っても魅力的な場所。箱根って奥深いのだわ。テツコも満足♪