美味しくて当たり前のモノには、ヒトはそんなに感動しない

080210shisen10.jpg撮影・Polaroid a520(*)

日頃さほど贅沢はしていないわたしたちなんですが、箱根ではちょっと贅沢して、前沢牛の鉄板焼きなどいただいて参りました。が、しかしそこで私たちを虜にしたのは、前沢牛でも、写真の伊勢エビですらなく、意外なものでした。





            


080210shisen02.jpg080210shisen03.jpgさて、席に着くとこんな感じ。
このホテルでは宿泊プランではバイキングになっているので、ほとんどのお客さんはそちらに。こちら鉄板焼きはとっても静か。窓の外の雪も幸せ感を増してくれています。

炭酸が苦手なのであまりビールは飲まないのですが、とっても喉が渇いていて、今日はビール!という気分で。エビスです。というかその向こうのミル、でかっ。
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口取。
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コレから焼き始める伊勢エビと姫の水の豆腐。

080210shisen06.jpg焼き上がった姫の水の豆腐ステーキ。
姫の水とは、昔お姫様のお化粧品を作るために家来が汲んで来たお水で、その貴重なお水から作られた豆腐なのだそう。

ていうか、姫が食されたのではなく化粧品とは。
いえ、下々にはそれすらありがたいですし、おいしかったですが(笑)






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野菜を焼いたもの。
イベリコ豚の生ハム。なんかすごいものが出て来ちゃいましたよ。
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伊勢エビを焼き始めます。伊勢のものはとんでもない金額なので、コレはオーストラリア製だとか。伊勢エビに関してはあまり味は変わらないのだそうで、もうぷりっぷりでおいしかったです。海老好き(わたし)にはたまりまへんなぁ。

いよいよ前沢牛。奥がヒレ。手前がロースです。
シェフのお話では、前沢牛は本当に日本一のブランド牛なのだそう。他のブランド牛は、ある程度質の悪いものも出回っているので、値段がピンキリで、高級店じゃなくても食べる事が出来るけれど、前沢牛は他よりも等級が上のものからしか出回っていないのだそう。
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焼き加減はシェフ推奨のミディアムレアで。
もうおいしくないわけがないですっ。ヒレは肉が甘くて、ロースは油がうまい。これは日本一かも。酪農家の方で、卸すお店を選ぶのだそう。ウチは選ばれた店なんだ、という自信がシェフの顔にみなぎっていました。

さて次に、別料金で付けてもらったガーリックライス。手つきも鮮やかに炒め上げて行きます。

080210shisen14.jpg伊勢エビでだしを取ったお味噌汁と一緒に、いただきま〜す!
うっうまいっ!!これはおいしいっっっ。ふたりで泣きそうになりながら食べてましたよ。正直、別料金ちょっと高いかな?なんて感じたのでしたが、そんなの吹っ飛びました。ガーリックライスなんて、どこで食べてもそんなに変わらないと思っていたのですが、もうこれは、感動の味!絶品です!!

前沢牛は予想に違わぬおいしさで、何の不満もなかったんですが、でもやっぱり、予想外な美味しさには感動するものなのですねー。という事を感じ入ったのでした。
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撮影・Polaroid a520(*)
そしてこんなサプライズは心に美味しい。


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