行き止まりなんです。
と言われると行ってみたくなるのが人の常でしょうか。
わたしたちの後にも、そんな人たちが迷い込んできた、不思議な不思議な秘密のお茶の時間。
デミタスカップはワイルドストロベリー。やさしい味のイチゴのショートケーキ。
ローズヒップのお茶に凝っているわたし。お店によっていろいろで楽しい。こちらは花びらが鮮やかで目にもおいしいお茶。あまりに優雅だったせいです、長居してしまったのは。そのせいにしておいてください。
不思議だけれど、本当に何を話していたのかさえ覚えていない。時間だけがさらさらとこぼれ落ちてゆく。くびれすら失った砂時計の砂のように。
座っていたイスをすっかり温めて店を後にする。
その後の外の寒かったこと!!
「美味しいもの三昧〜メタボ予備軍・危険!」
原宿(ウラハラ)のこちらは外国人の多いお店。何を食べても美味しいけれど、クリームやバターだけでなく、和食でもないのに、お砂糖までたっぷり使用した、まさにメタボ予備軍のための味付け。
おいしいのですっ!当たり前だけど!!絶品料理たちは、女子4人の胃袋に、あれよあれよと言う間に、吸い込まれてゆきました。
バナナ何とかいうカクテルはまさにアメリカンサイズ。甘くてスイートでデザートカクテルと言う感じ。右のはケーキではなくアボガドとクリームチーズの前菜。
最後のエスプレッソまで、非の打ちどころのないお味、でした。しかし、日ごろ贅沢の神から見放されているわたしめとしては、こんなゴージャスなのは年に一度でいいかな、と言うお料理でもありました。
で、厨房とフロアを結ぶカウンターに仏。そして蟹はさみ?不思議なインテリアですこと??
そんな贅沢な(と言っても、アルコールも少なかったせいか、一人当たり¥3,000台の出費ですんだのですが)食事の席の会話の中心は、なんとジャニーズ。そしてドバイのお金持ちと結婚する方法!
自分自身の中だけに凝り固まっていると見えてこないことが、人と会って話すと見えてくるものですね。話すことで、自分の中で選択肢が出てくる。
人の話を鵜呑みにすることはないし、これは受け入れてこれは切り捨てて、そんな感じでバランスを取りながら、自分自身を変化させたり、進化させたりして、成長していけたら、と思うのでした。