大手町の「逓信総合博物館ていぱーく」で切手の原画の展示を見た後は、常設展で遊んできました。こちら郵政とNTTとNHKが運営している施設、ということで、郵政の展示物をじっくり味わってきました。
昔の郵便の窓口。ちょと怖い。
とにかく感動したのは、前島密(まえじま・ひそか)という人物の事。彼は郵便制度の礎を気付いた人として有名ですが、それ以外にも鉄道・新聞・為替・保険・江戸遷都など、日本の文明開化にまつわる一番の大元のほとんどが、この人物の発案であったと言ってもおかしくないほど、いろんなことをなさっておられます。
彼の功績に比べれば、他の政治家なんか何もしてないと同じじゃん?とか思ってしまったくらいですが、なぜこの人物はあまり知られてないんでしょうかね。
「縁の下の力持ちになることを厭うな。人のためによかれと願う心を常に持てよ」と書かれているように、ご本人が派手な表舞台より、縁の下の力持ちであることを望まれた、ということなのですね。
という信条どおり、近代化が進む日本でまさしく陰ながら、より便利でより快適な暮らしの方法を提案し続けた。
ここで写真を撮ると、なぜかみな蝋人形のようになるのでした。
郵便配達ゲーム。結構難しかった。
配達するわたし、なんちて。他にも歴代のポストや郵政職員のユニフォームなどが展示されてて、なかなか面白かった。
撮影・Polaroid a520(1枚目、5枚目のみPolaroid a520。残りはCACIO)