『2Piano 4Hands』

040318music_2p4h.gif先週アタマに、以前の植物画の友人から電話があって、このミュージカル(?)に、行く予定だった妹さんが行けなくなったので、もしよかったら行かないか、と言うお誘い。内容に興味もあったので、行ってみる事にした。というわけで、18日(木)、雨の中を出かけた。なかなか、楽しめた。二人の少年に扮した俳優ふたりが、時に教師に、時に父親に、時に酒場の酔っ払いに、次々と変貌して、演技を披露するのだ。そして、何より、そのピアノの素晴らしいこと。

ステージに、向かい合わせに置かれた、グランドピアノ。舞台の端と端で、彼らはお互いの手元はまるで見えないまま、こんな風に連弾するのだ。息が合ってる、なんてモノじゃない。まるで、一台のピアノで弾いてるのを聴いてるかのように、ぴったり合っている。でも、個々のピアノには個性があり、ソロ場面では、その個性を遺憾なく発揮する。クラシックの名曲から、ビートルズ、ビリー・ジョエル、そしておそらく日本だけであろうが、「スキヤキソング」まで聴くことができたのには感動してしまった。

残念なことに、わたしには、ピアノの素養がない。そのため、途中の専門的な会話が、よくわからない部分があって、そこがわかったら、もっと楽しめたかも?とは思った。でも、それでも十分楽しめたし、夢のある舞台だったと思う。たったふたりで、これだけのエンターテインメントを作り上げることができるなんて。いいものを、見せてもらったなぁ、と思った。

2012年2月20日 http://www.moon-light.ne.jp/news/2012/02/2pianos-4hands.html

■「2ピアノ4ハンズ」来日公演
オリジナル・キャスト最後の公演となる「2ピアノ4ハンズ」来日公演が5月より上演されます。

「2ピアノ4ハンズ」(2 Pianos 4 Hands)は、クラシックのピアニストを目指す少年テッドとリチャードが、
周りの人々に影響されながらも学び、成長していく様子を描いたコメディ。
テッド・ダイクストラ(Ted Dykstra)、リチャード・グリンブラット(Richard Greenblatt)作・出演の2人芝居で、
舞台にはグランドピアノが2台置かれ、クラシックからジャズ、ポップスまで様々な楽曲が奏でられます。

「2ピアノ4ハンズ」は、1996年4月にカナダのトロントで初演。
1997年にはオフ・ブロードウェイでも上演され、6ヶ月のロングランを記録。
以降も世界各地150を超える街で上演され、計200万人以上の観客を動員している人気作で、
2004年3月にも来日公演が行われています。

この「2ピアノ4ハンズ」の来日公演が、5月より行われます。
オリジナル・キャストの2人が出演する公演は、今回のツアーが最後とのこと。

「2ピアノ4ハンズ」は、5月12日から20日に日生劇場、5月23日に仙台・電力ホール、
5月26日に名古屋・名鉄ホール、6月1日から3日に大阪松竹座で上演。
チケットは、東京公演がS席8,000円、A席5,000円、B席4,000円、C席3,000円で3月27日発売。
仙台公演が6,300円で3月3日発売。名古屋公演が8,500円で3月10日発売。
大阪公演が一等席8,000円、二等席4,000円で4月8日発売。


●「2ピアノ4ハンズ」
日程:2012/5/12〜5/20 日生劇場(東京)
   2012/5/23 電力ホール(宮城)
   2012/5/26 名鉄ホール(愛知)
   2012/6/01〜6/03 大阪松竹座(大阪)
演出・脚本・出演:テッド・ダイクストラ/リチャード・グリンブラット
チケット:[東京][宮城][愛知][大阪]


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