エア観賞その2。『いつだって猫展』(名古屋市博物館)

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ものすごく行きたいと思っていたこの展示、気付けば今週末まで!行けそうにありません。それにしても、図録も魅力的だし、売り切れちゃったというマステ!!(国芳(左)と広重(右)バージョン)入手できた方が心底うらやましい!!



いつだって猫展公式サイト(中京テレビ)
http://www.ctv.co.jp/event/nekoten/
会期 平成27年(2015)4月25日(土)〜6月7日(日)
会場 名古屋市博物館
〒467-0806 名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1
TEL 052-853-2655 FAX 052-853-8400
おでかけは公共交通機関で。名古屋駅から17分 地下鉄桜通線「桜山」下車、4番出口から徒歩5分
休館日 4月27日(月)、28日(火)、5月11日(月)、18日(月)、25日(月)、26日(火)、6月1日(月)
開館時間 9:30〜17:00(入場は16:30まで)
主催 名古屋市博物館・中京テレビ放送

名古屋市博物館詳細ページ
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji150425.html
猫ブーム到来!

 家族の一員として愛されている飼い猫はもちろんですが、猫カフェや猫の写真も話題ですよね。一方、そんな”リアル”な猫だけではなく、ご当地のゆるキャラ、アニメ、コミック、ゲームの世界でも、たくさんの猫のキャラクターが現れて時代を席巻してきました。
 そもそも猫は、古来より日本人が愛玩し、私たちの暮らしに寄り添ってきた動物です。そのため人との関わりのなかで物語や絵画に描かれてきましたが、特に江戸時代後期には現代と同じように「猫ブーム」がたびたび到来し、歌舞伎や合巻本、浮世絵の画題に多くとりあげられました。そこに登場する猫たちの姿は実に変幻自在です。
  ときには美人の魅力を増幅させるマスコットとして、ときには恐ろしい妖怪として、はたまた人間のような姿で、さらには福を招くシンボルとして縦横無尽に江戸の世界を駆けめぐっています。
 「いつだって猫展」では浮世絵を中心として、江戸時代に巻き起こった「猫ブーム」の諸相をご紹介いたします。きっと私たちが猫に抱くイメージの多様性に改めて気づかされることでしょう。自由奔放な姿に思わず笑みがこぼれ、猫好きはもちろんのこと、そうでない方も愛らしい江戸猫のとりこになること請け合いです。
 ええ、いつだって私たちは猫に夢中なのです。


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