11/15(木)
ギャラリーのオーナーに声をかけていただき、仕事のためのイラストサンプルを急遽作成。19時になんとかギャラリーに到着すると、次の展示のオープニングの真っ最中。
次の展示はガラッと変わって、江戸がテーマ。着物姿の粋なおねいさんに見とれながら、しばし小休止。しかし、二次会に参加する元気はなく、おいとまして帰宅。気が抜けたように、ボーッとVシュランのオムライスを眺める。食べたい・・・
11/16(金)
病院を変わることにしたので、先日撮ったレントゲンとMRIを借りに病院へ。途中、駅前のロイホでまったりしてると、どこかで見た人が・・・・何と記者S氏だった。二人で何だかんだと2時間くらい話す。S氏は人の事でもいろいろと妄想するのが好きなんだそうで、わたしの過去や未来の恋路について、いろいろ物語を聴かせてくれて、おもしろかった。
近所なので、わたしは大変ラフな格好をしていたのだけど
「ジーンズはいてるところやスニーカーはいてるところなんて初めて見た」
と驚かれた。きちんと女性を見ている人だ。この人はモテるだろうな、と思った。
夜はまた勉強会。今日は作品の講評で、いい方向に進んでる気がする。今はラフしか描いていないので。一度これもきちんとした絵にしてみなくては。時間がないなぁと思うくせに、ぼうっとしてる時間も長いわたし。
すごくおいしい中華を食べたんだけど、体中からにんにくのにおいがする。困った。
11/17(土)
高円寺にきりんちゃんの個展を見に行き、一緒に勉強会に向かう。今日はF館の編集長に絵を見てもらう。ドキドキ。おもしろい絵を描くとは言われるが、もっと自分の好きなことを追求して、どんどん楽しく描きなさい、と同時に、きちんと形を理解して、そこから崩すことをしなさい、と言われる。
さすが厳しく、自分では耳の痛いこともたくさん言われる。まだ自分で訴えたいこと、描きたいことが見つかっていないのでは、と言われたりもした。
確かにわたしは絵を描くことが好きだけど、絵で何かを訴えたいとはあまり思って来なかったような気もする。みんなはそういうものがちゃんとあるのだろうか。他の人と自分との違いってなんなんだろう?
今日はもうひとつの勉強会と日にちがかぶっていたので、そっちの人たちも一緒に飲み。Kヤスコちゃんや、かずよふちゃんとおしゃべり。
ジェインさん、とむさん、TAYAさんと飲む。(この10日間でこの4人(を含むメンバー)で何度飲んだことか)なんだかめちゃくちゃ深い話をして、すごいいい時間だったのに、酔っぱらって一晩寝るとわすれてしまう。ホントもったいない。
11/18(日)
やっとのんびり。ひたすら休息・・・いや、やらなくてはいけないことはあるのだけど、目標が壮大過ぎて、プレッシャーに負けそうになる。頑張らねば。
11/19(月)
別の病院に行く。
すると、首の痛みの原因は、「珍しいほどのなで肩」であるという。今まで30年以上生きて来て、なで肩なんて言われたことはないのに。なで肩の人は、肩と胸骨を結ぶ部分が狭いので、血流が悪く、いろいろ調子の悪くなることがあるらしい。
一応「胸郭出口症候群」というれっきとした病気なのだそう。
せっかく持って行った前の病院や都立病院のレントゲンやMRIがイマイチだという事で、来週撮り直しに。・・・ううう。出費がかさむ。
もうずっと更新できていなかったのに、数日前からのブログ価格は、なぜか¥87,552・・・なんでじゃ?
11/20(火)
映画を見に行くつもりが、結局おしゃべりをして過ごす。
最近、「自分にとって一番好きな時間」はどんな時間なのだろうと考えることが多くて、以前は絵を描く時間だと堂々と言えたけれど、絵が(一応)仕事になってしまった今、ほかに好きな時間はと言えば、なんとなくおしゃべりしたりして、まったりしてるのが、実はいちばん好きなんじゃないかと思うのだ。(それが趣味と言えるのがどうかは別として)
そのおしゃべりも、何をしゃべっていてもいいわけじゃなくて、自分の好きなモノを、相手も同じくらい好きでいてくれたら最高だと思う。自分とその相手との間にだけ存在する「二人だからこそ共有できるもの」があってほしい。
そう望んでしまうのは、贅沢なことなのだろうか。
少し前までは、よくわたしは「自分の目を開かせてくれて、新しい世界を見せてくれる人がいい」などと言っていたんだけど、でももうこの年になると、自分なりの価値観やペースが確立されすぎてしまっていて、大きく人から影響を受けることはムズカシイ。
全然他人である人から、たまにおもしろいことを見せられるのはいいけれど、自分の身近な人は、自分と似通った趣味趣向や、価値観であって欲しい。その中で、ちょっとした新鮮な感動が欲しいんだと思う。
それさえ叶えられれば、あとは何もいらないんだけどなぁ。