10/12(金)営業力
ラフを描く。遅れていたのを一気に取り戻すように集中する。
イラストレーターの仕事は、営業から始まる。電話して、会って絵を見てもらって、そこから気に入ってもらえれば、仕事に繋がる。それが通常のパターン。
ワタシも、電話しなくてはと思うのだけど、今のところ、電話したことがない。
ただ、とにかくいろんなところに顔を出す!お会いした人とは片っ端から名刺交換して、メールを出して、年賀状・暑中見舞い・展示の案内は欠かさず出すようにしている。毎回100枚くらいハガキを書く。忙しい時は大変な作業だし、何年も音沙汰ない人もいるし、こんなことムダなのかな〜〜〜、としょっちゅう思う・・・・。
でもでも、今の仕事は、暑中見舞いを出さなかったら、来なかったと思う。今回のお仕事をいただいてみて、やっててよかったと思った。みな毎日、たくさんの人と出逢うんだもんね。何かアクションを起こさなければ、ただ忘れられて行くだけ・・・。
出会いは偶然だけど、関係は普段の努力なしでは、決して維持することはできない。そして、偶然を生み出すのも、普段の努力なのだと思う。
まだまだ偉そうなことはいえないし、もっともっと頑張らなくちゃ、と思うのだ。
そうそう、電話しなくちゃね〜
10/16(火)イラスト仕事の落とし穴
仕事をした本が届く。思ったよりいい感じに仕上がっていてホッとする。
何しろ大量に発注がかかるし、基本的にはお任せなので、結構簡単なものを出してる人もいる。
先輩が「大勢の中でいい加減なものを出してると浮いちゃうから、やっぱり気を抜けないんだよね」と言っていたのを思い出す。
といっても、金額的に、ココまで手をかけたら、まったく割りに合わないという事もある。いい加減なものを出しては、見切られてしまうし、力を入れすぎれば、いいように使われてしまう・・・(悲しいけどそれも現実)
フリーランス同士で常に話題になるのが「金額の交渉について」
相場はあるようでないものだから、のんびりしてると、うっかり安く買いたたかれてしまう。かといって、高く吹っかければ「けっこうです」と言われてしまう。そのあたりの駆け引き、というか、兼ね合いが難しいのだ。
唯一無二の自分になって、「いくらでも出しますから、ぜひ陽菜さんに!」と言われるようになれればいいのだけど〜
とりあえず受けた仕事は気を抜かずに頑張ろう、と思う。そのうちにいいこともあるさ♪
※注)画像ほどヒドイ仕事はしたことないです。
10/14(日)大きな波
大きな波が押し寄せてきているのがわかる。
ココで上手く波に乗れたら、きっとスゴいことになる。
でもワタシはビビっている。生来の自信のなさが、邪魔をする。
大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせながら、提出するイラストのラフを描く。
10/18(木)詩の世界に触れる
参加している勉強会で、詩の世界に触れた。ゲストはお二人。「詩のボクシング」の優勝者だ。以前にお会いした事があるお二人だったので、スゴく楽しみだった。
本田まさゆきさんは、デザイナー兼詩人で、ロンドン地下鉄でバスキングをしている土門さんを囲む会でお会いしたことがあり、濃ゆくオモシロい時間を過ごさせていただいた。
林木林さんは、絵本作家兼詩人で、9月に上野でお会いしたばかり。先日もキャラの立ったステキな人だと思ったけど、詩を読むとさらに彼女の世界が輝きだす。すっかり木林ファンになってしまった。
ワタシには詩的才能はなく、文章がただただ長くなってしまうのが悩み。
他にもイラストレーター兼著者の田中ひろみさんや編集さんなどもまじえて、みんなでイタリアンを食べながら飲み。
それにしても、あんなに濃いキャラの人たちの間にいたのに
「ひよこちゃんは変わってる」「どんどん暴走してください」
と言われ続けたのはなぜだろう・・・・
10/15(月)長電話
義兄にいろいろ相談事があり長電話。
あんまり長電話していたので、「お風呂に入れ」と、姉に義兄が叱られてしまった。家族で暮らすって、お風呂の順番ひとつで面倒なんだよな。夫婦二人ならどうとでもなるけど、姉夫婦は母と同居してくれているのだ。
昔は追い炊きなんか無かったから、グズグズしていると、よく母に叱られたものだ。
でもそのめんどくささがちょっと懐かしくなった。なんて言ったら叱られそうだけど。未だに父が生きていた頃のことを思い出してしまうのだ。
10/13(土)お料理の日
ラフの提出後、待たされることも多いけど、今回はサクサク返事が来た。
修正もちょっとだけ。ふふふ、絶好調。
本番の締め切りはまだ先なので、別のことに取りかからねば。と思いながら、ゆったり料理を作る。
そういう時間も大事だよね。
※この絵日記は10/22(月)〜10/27(土)の6日間にかけて書いたものを、書いた順に載せています。