未だ引越しの荷物の整理に追われてるひよこ。
とにかくモノが多いのだ・・・わたしの。
何が多いって、全般的に多いんだけど、あえて多いものの
トップ3をあげれば
1.食器
2.本
3.写真
本は、さくさくと箱詰めしてブックオフに送りつけたのでよしとして
食器は、自分で絵付けした「作品」なので、おいそれとは捨てられず
箱詰めしたまま天袋に眠ってもらった。
んで、問題は写真。
写真は、撮るのも撮られるのも好きで、フィルム写真だった時代は
とにかく全部プリントするから、もう膨大な量のアルバムが
ダンボールに詰め込まれているのだ。
悩んだ結果、(全部は無理だけど)ある程度スキャンして
取り込んだら捨てる、と言う方向で行こうと決めた。
ちょうど10年くらい前のわたしはものすごく太っていて
「こんな写真撮っておいてもなぁ」
ってくらい、微妙な容貌をしているのだが、それを
ちょうど10歳近く年下のソニオ(オット)に
「この頃、今のソニオくんと同じくらいの年だよ」
と見せると、彼は必ず、しばらくの沈黙の後、
「ヒトに歴史ありですね」
と言うのだった。
この沈黙にはどんな意味が・・・とは、決して詮索すまい。
この頃の自分と今の彼との方が、年齢から言えば釣り合うはずなのだが
世の中とはそう単純にはできていないらしく、彼が言うには
「この頃のひよこちゃんより、今のほうがタイプ」
と言うことらしい。 (書いてて照れまする → なら書くな)
長い間には太ったりやせたりを繰り返しているので
やせている写真で、自分ではなかなか♪と思うような写真でも
「なんか違う」
と言われてしまう。
つまりヒトとは、年齢差ではなく
その時、その時点で出会ったと言う事に、意味があるのだろう。
10歳(正確には9歳)違うと、生きてきた時代はやっぱり違う。
だって、わたしが立派な大人だった(?)20歳の頃の話をすると
「ボク、その頃小学生でした」
とフツーにかえってくる。最初はそのたびガックリ来たものだけど。
そんな感じだから、彼からすると、10年近く余分に生きていて
しかもここには書けない歴史をイロイロ持つわたしはまさに
「ヒトに歴史あり」
と言うことなのだろう。
まぁ面白がってくれているようなので、よしとしますか。
画像は10年ちょっと前に京都で撮った舞妓画像。
このまんまお座敷に出られそうだと、ブタも木に登るお褒めの言葉を
頂戴しつつの撮影だったのだが、ホセ・ソニオに言わせれば、一言
「太ってますね〜」
ああ、確かにねっ!(怒)
下のは『DMCスペシャルバージョン』