同窓会で初恋の人に会う

ってこういう気持ちなのだろうか。イケメンがちっともイケメンではなく、太った微妙にロン毛のお兄さんになっていた。もともとバンドマンだった彼は、社会に馴染むにつれ、どんどんかつてのオーラが消えてきているようだ。 ちょっと頼むよ。今日はイケメンに会えると思って楽しみにしてきたんだから、と言うと、素直に謝られた。

はっきり言いすぎやねん。今日も私の酒癖の悪さは健在だったが、全然かなわないすごい人もいたので、かわいいもんだと思った。

お互いの近況報告をし合って、IT企業なので、ネットワーク系に強い人が多く、引き抜きとか独立とか、景気のいい話がバンバン飛び出した。出向でライ○○アに行っていて秋には中国行きが決まっていたKくんは、まさにあの事件発覚の数週間前に辞めていてセーフ。中国行きも、条件が折り合わなくて見送っていたのだけど、蓋をあけるとかつての炭鉱労働者なみにひどいあつかいだったらしく、自分を安売りしなかった事が、結果的に自分の身を助けたんだね、ていう結論に。

バイト仲間のカメラマンのYさんは、クビになってしまったそうで(私は部署移動ですんだ)、これを機に本業の写真一本に絞る事にしたそうだ。みんなも頑張っているが、私も頑張っているので、今の自分の話をするのは楽しかった。

このところ、この日記にはとりとめのない感傷的な事ばかり書いているけれど、当たり前だけと、仕事や将来への展望についてもちゃんと大まじめに考えているのだ。 また結果を出せたら、仕事についてもどんどん書いて行きたいと思っている。とにかく今はひとつの正念場なのだな。頑張らねば。


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