【映画】『ブーリン家の姉妹』
2010.07.25 Sunday 16:10
陽菜ひよ子の名刺や販促グッズ
そんな若き日のヘンリー8世を、エリック・バナが、とっても魅力的に演じています。
テューダー様式のお衣装も素敵で、特にヘンリー8世のお帽子が毎回楽しみで、じっくりお衣装に注目すると、王様って、一日に何回も着替えてるっぽいんですね。王妃は割と同じ衣装だったりするのに。
物語に話を戻します。
かわいそうなのは、アンとメアリーの母と、弟。名門の出の母は、アンやメアリーを出世の道具に使うことに最後まで反対していました。けれど、策士の母の実弟や、数代前は農民だったのを、伯爵家や国王との婚姻でのし上がってきて、娘とはそういうものという夫の言葉に、押し切られてしまうわけです。
その結果、妹のメアリーは、夫がありながら王の愛人となり、庶子を産んで捨てられ、姉のアンは、姦通罪で処刑、そして弟は姉であるアンとの近親相姦の罪で処刑されてしまいます。
悲劇と不名誉が一気に押し寄せて、母は思わず夫を平手打ちし、自分の弟をなじります。
しかし史実によると、この母もヘンリー8世の愛人だったと言う説もあるのだそうで・・・いいお母さん!!なんて映画の中では思っていても、実際は分かりませんねぇ。
救いになったのは、最後に心やさしいメアリーが、彼女を想い続けたスタッフォードと幸せな家庭を築いたこと。この物語、最初はメアリーの幸せな結婚の場面から描かれて、本当に幸福を絵にかいたような感じなんですね。
父やアンは野心に燃えていたけれど、最初のままで十分幸せだったのに。お金だって、普通に生活できればいいはずなのに。ていうか、十分だったと思うんですけど・・・
幸せは権力争いのうちにはないわねぇ、というのがこの映画の感想かな。
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